雑菌が繁殖しがちな理由とは?衛生面で優れた機能のあるウォーターサーバーを選ぼう

雑菌だらけで衛生状態が良くないウォーターサーバーがあるというのは本当?アイキャッチ

ウォーターサーバーを選ぶとき、価格や水の種類だけで選んでいませんか。サーバーによっては雑菌が繁殖し、安全・衛生面に不安のある製品もあります。

「どうしてウォーターサーバーに雑菌が繁殖するの?」
「どんなウォーターサーバーを選べば良いの?」

といった悩みをすぐに解決する方法を提案します。

この記事を読むと、衛生面に優れたウォーターサーバーやウォーターサーバーを衛生的に保つ方法がわかるようになります。

毎日安心して使い続けられるサーバー選びに役立ててください。

ウォーターサーバーの衛生面での問題点

ウォーターサーバーの衛生面での問題点 女性

まずはウォーターサーバーの衛生面にどのような問題点があるのか、またどこに留意すれば良いのかをみていきましょう。

ボトル挿入口から外部の空気と接触しやすい構造の製品は雑菌が繁殖しやすい

ウォーターサーバーには次の2種類があります。

  • 水を消費した分だけボトルに空気が入る仕様
  • 水を消費した分だけボトルがしぼむ仕様

当然、外部の空気に触れない方が水の鮮度を保ちやすく、多く触れるものは雑菌が繁殖しやすくなります。

なので、衛生面を考慮するなら、ボトル挿入口から外部の空気が侵入しない、あるいは空気をフィルタリングできる機構のサーバーを選ぶべきでしょう。

ガロン式よりワンウェイ方式のほうがいい

水ボトルを大別すると次の2種類に分けられます。

  • ガロン式
  • ワンウェイ方式

ガロン式とは

ガロン式は保管の手間が発生

よくあるのがボトルを本体に差し込むタイプのウォーターサーバーで、外気が流入しやすいというデメリットがあります。

ガロン式は水を消費しても、ボトルの形はそのままの状態で維持され、その分だけ空気が混入します。水を注ぐと「ボコボコッ」と気泡が入り込みます。

ボトルが回収されるリターナブル形式になっているものがほとんどで、回収されるまで保管しなくてはなりませんが、繰り返し洗浄してエコに利用できる点がメリット。

ワンウェイ方式とは

ワンウェイ方式

一方のワンウェイ方式は消費した分だけボトル、またはパッキングが小さくしぼんでいき、空気が混入しないように作られています。そのため雑菌繁殖のリスクは低め。

使い切ったら各自治体に従ってゴミに出します。

「ガロン式だから衛生面に問題がある!」とは限りませんが、作りを考えるとワンウェイ方式の方が安心しやすい傾向にあります。

使っているうちに緑色の物体が付着してるけど……。これって苔、藻、カビ?

ガロン式を使っていると、ボトル挿入口付近に緑色の物体が付着していることがあります。

「藻なのか苔なのか、カビなのかわからないけれど気持ちが悪い」と思う方もいらっしゃるでしょう。これは藻です。

天然水なので藻が繁殖することがあり、万が一生えているのを確認したら、そのボトルの水は飲まず、直ちにウォーターサーバー業者に連絡しましょう。

ほとんどの業者は無償でサーバーの交換やメンテナンスに応じてくれます。もし応じてもらえない、あるいは有償で交換といった対応の悪さを感じたら、解約も視野に入れたほうが良いでしょう。

ウォーターサーバーの大半は「安全・安心」を謳っています。適切な対処を求めましょう。

ワンウェイ方式のウォーターサーバー提供会社

ここまでに紹介したように、安全面を考慮するならワンウェイ方式のウォーターサーバーを選んだ方が良いことが多い傾向にあることが分かります。

ワンウェイ方式のウォーターサーバーを提供している会社は以下の5社が挙げられます。

水の鮮度や衛生面を気にする方は、これらのウォーターサーバー業者から検討するのが良いでしょう。

ウォーターサーバーで使う水と水道水はどっちが安全?

ウォーターサーバーで使う水と水道水はどっちが安全?水道水

ウォーターサーバーで使われている水は、各社ごとに設けられている安全基準を満たしたものが出荷されています。そのため、少なくとも出荷時点は安全面に問題ありません。

一方で、日本の水道水は世界トップクラスの安全な水だと言われているのも耳にしたことがあるでしょう。

では私達の身近な水道水と比べて、どちらが安全なのか考えてみましょう。

天然水と水道水の水質基準の違い

天然水と水道水の水質基準の違いは以下の表のようになっています。

水の種類 水質基準
天然水 「食品衛生法」の「清涼飲料水規格基準」に準じ、全26項目の基準をクリアしたものだけが「天然水」として販売されている
出典:「清涼飲料水」 -食品別の規格基準について |厚生労働省(PDF)

水道水 厚生労働省が定める「水道水質基準」を基準とする。常に見直す「逐次改正方式」が採用されていて、平成30年4月施行時点で全47項目の基準をクリアする必要がある
出典:水道水質管理について | 厚生労働省(PDF)

どちらも安全面に大きな配慮がなされていますが、水道水の方がよりシビアな基準といえます。

両者ともに安全なので、安心して口にしても大丈夫です。

ウォーターサーバーの衛生面に問題があるのは、大半がサーバー内部またはボトル内部で雑菌が繁殖してしまう点にあります。

天然水とRO水の違い

ウォーターサーバーには天然水とRO水のどちらかが採用されていますが、これらの違いはどうでしょうか。まず下図を見てください。
天然水とRO水の違い

簡単に言うと、

▼天然水:天然成分を含んだ自然なおいしい水

▼RO水:ろ過して水の不純物を100パーセント近く取り除いたお水

ということになります。

まず安全面・衛生面で言えば、どちらもさほど変わりはありません。RO水は雑菌や不純物だけでなく、ミネラルまで徹底的に除去しているため、より味のない、純水。

つまり両者の違いは味の違いと考えて良いでしょう。

水の違いよりもサーバーの仕組みの方が重要

安全面を考えるなら、水の違いではなくサーバーの仕組みの方が重要。

サーバーに空気中の汚れや雑菌などが混入しない、あるいは繁殖しづらいように工夫されているものを選ぶことが大事です。

自分でできるメンテナンス方法

ウォーターサーバーは業者側が定期的にメンテナンスしてくれることがほとんどですが、毎日使い続けるので自身でこまめにメンテナンスしたいもの。

「大掛かりなメンテナンスは面倒」
「自分でできるか心配」

といった方もいらっしゃるでしょうが、セルフメンテナンスはさほど難しいものでも、手がかかるものでもありません。簡単です。

ここからは今日から自分でできるメンテナンス方法を紹介していきましょう。

本体を拭く

自分でできるメンテナンス方法 拭き掃除

本体に付着した汚れを拭き落としましょう。ウォーターサーバーは家電製品なので、静電気などによりホコリが吸い寄せられてしまいがち。定期的に拭いてあげたいものです。

汚れの状態にもよりますが、乾いたタオルや水を含ませたスポンジなどで拭き取ってあげましょう。

汚れがひどいときは中性洗剤で拭き取り、洗剤が残らないように十分な拭き取りを行います。

注水口

自分でできるメンテナンス方法 注水口

もっとも衛生面が気になる蛇口・注水口部分。清潔なふきんや湿らせたキッチンペーパーなどで拭き、細かい部分は付属のブラシなどで入念に清掃しましょう。

差し込み棒

自分でできるメンテナンス方法 差し込み棒

こちらも入念なメンテナンスを心がけたい部分です。キッチン用アルコール除菌剤を含ませたふきんや除菌シートを使ってキレイにお手入れしてあげましょう。

水受けポケットを洗う

自分でできるメンテナンス方法 水受けポケット

水受け部分は取り外し可能なモデルがほとんど。取り外して中性洗剤でしっかりと洗ってあげましょう。

背面の掃除

2.サーバーを壁や家具から約5~10cm離して置けるか サーバー背面

気がつくとホコリが溜まりがちです。掃除機で大まかなホコリを取り除き、水を含ませた柔らかい布をしっかりと絞って拭き取りましょう。

ボトルバスケット

自分でできるメンテナンス方法 ボトルバスケット

直接水が触れる部分ではありませんが、こちらも定期的なメンテナンスを。清潔なふきんなどで汚れを拭き取ります。

電源は常に「オン」にしておこう

ウォーターサーバーは原則、電源を常に「オン」にし続けなくてはなりません。冷水・温水状態を維持し続けることでサーバー内の雑菌繁殖を抑え、清潔を保つように作られているからです。

「電気代がかかるから」
「家にいない間は使わないから」

といった理由で電源をオフにしてしまうと、常温に戻ったサーバー内の水は雑菌が繁殖する絶好の環境になってしまいます。考えただけでゾッとしますね。

ウォーターサーバーは電源を切らずに、正しく使うように心がけるようにしましょう。

旅行や出張、帰省などで長期不在時は各業者ごとで対応が異なります。大別すると次の3種類になります。

  • 長期不在時も電源はつけっぱなし
  • 水抜きをして電源をオフ
  • 業者に回収してもらう

取扱説明書にかかれているので必ず確認しておきましょう。もし不明な場合は担当営業所に連絡し、指示を仰ぐようにします。

定期メンテナンス不要のウォーターサーバーもある

最近のウォーターサーバーは高機能なものが揃っています。

自動クリーンシステムを搭載することで、定期メンテナンス不要のモデルも登場しています。

より衛生面に気を使うならこれらのモデルを選ぶのが良いでしょう。

各社ごとの定期メンテナンス不要モデルは次の通りです。

メーカー サーバー 特徴
コスモウォーター スマートプラス ▼Wクリーン機能搭載
▼クリーンエアシステムにより、取り込んだ外気にクリーン処理を行い、内部の清潔を保つ
▼クリーンサイクル機能により温水を循環させ、サーバー内をクリーンに保つ
フレシャス dewo(デュオ) ▼フレッシュ機能搭載
▼温水をサーバー内に循環させ、水の鮮度を保つ
slat(スラット) 同上
SIPHON+(サイフォンプラス) ▼UV-LED殺菌機能搭載
▼殺菌効果のある紫外線を発光し、雑菌の繁殖を抑え、水の鮮度を保つ
プレミアムウォーター cado×PREMIUM WATER ▼加熱クリーンシステム搭載
▼温水を循環させ、殺菌処理を行う
Amadanaウォーターサーバー 同上
うるのん Grande(グランデ) ▼内部クリーン機能搭載
▼ワンボタンで内部クリーニング。2週間おきにランプで告知

衛生面で優れているウォーターサーバーの選び方・チェックポイント3つ

ウォーターサーバーを購入する前に必ず設置環境を確認しておこう チェックリスト

衛生的に使い続けるために、ウォーターサーバー選びは次の3つのチェックポイントを確認しましょう。

1. ボトルが自動圧縮するか

ワンウェイ方式に多く見られる仕様です。水を使った分だけボトルが圧縮され、空気の混入を防ぎます。空気中の汚れや雑菌が入るリスクが少なく、鮮度・衛生面を保ちやすくなります。

2. 空気中の雑菌を除去するフィルターが装備されているか

サーバー内に空気を取り込む際に、空気中の雑菌などを除去するフィルターを搭載しているモデルを選ぶのが好ましいです。

いくら冷水・温水を維持することで雑菌の繁殖を防いでいるとは言っても、侵入する数が少ないに越したことはありません。

3. 自動クリーニング機能を搭載しているか

上記した「定期メンテナンス不要ウォーターサーバー」に搭載されている、自動クリーニング機能は重要なポイントのひとつ。例えばコスモウォーターの「Wクリーン機能」など。

衛生面を気にする方は、搭載されているモデルを必ず選びましょう。

衛生管理しやすいおすすめウォーターサーバー3選

ここまでに紹介したとおり、ウォーターサーバーは次の3点をクリアしているものほど衛生面に優れているといえます。

  • ワンウェイボトルでボトル内に外気が触れにくい
  • エアフィルター搭載
  • 自動クリーニング搭載

以上を考慮した上で、衛生管理しやすいおすすめのウォーターサーバーを3つ紹介します。どこの業者を選ぶか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

コスモウォーター

コスモウォーターSmartプラスの外観

新鮮で美味しい天然水を産地直送で届けてくれるコスモウォーターは衛生面に考慮したサーバーを提供しています。

まずは「密閉型ワンウェイボトル」。採水後、すぐに密閉させ、使った分だけボトルが収縮。外気に触れにくい状態で最後まで美味しく飲めます。

またWクリーン機能搭載でサーバーをクリーンな状態にキープ。次の2つのクリーン機能が搭載されています。

機能 特徴
1. クリーンエア 独自特許技術でタンク内に取り込む外気をしっかりクリーン化し、雑菌の侵入をブロック
2. クリーンサイクル 48時間ごとに熱水を自動循環させ、サーバー内をクリーンな状態に保つ

他にも家計に優しい省エネ設計や、足元ボトルで簡単にボトル交換ができるなど、使い勝手もとことん追求しています。

衛生面だけでなく、快適なウォーターサーバーを選びたい方にピッタリです。

フレシャス

フレシャスのサーバーの外観

自宅で美味しい天然水が飲めるフレシャスは、おしゃれでスタイリッシュなのに衛生面もバッチリなサーバーを用意しています。

次の3つのモデルに、それぞれクリーン機能が搭載されていて、毎日安心して美味しいお水を堪能できます。

モデル名 特徴
1. dewo、slat フレッシュ機能(温水を定期的に循環させて鮮度を保つ)+エアレス構造(外気の侵入を防ぐ)
2. SIHPON+ UV-LED殺菌機能(殺菌効果のある紫外線を出す発光ダイオード)

またフレシャスで採用されている水は全て「無菌エアレスウォーターパック」です。使った分だけボトルがしぼみ、外気に触れにくい構造になっています。

衛生面はもちろん、サーバーの外見もオシャレでインテリアに抜群。見た目にもこだわりたい方に最適なウォーターサーバーです。

プレミアムウォーター

プレミアムウォーター全サーバーの外観

美味しさにこだわった天然水を宅配するプレミアムウォーターは、衛生面を考慮したデザインのウォーターサーバーを提供しています。

「cado×PREMIUM WATER」というハイスペックモデルは2つの衛生機能を搭載。

機能 特徴
1. 加熱クリーンシステム 温水を循環させ、熱殺菌による衛生機能
2. エアレス構造 タンク内に外気が入りづらい構造。ボトルも自動圧縮され、外気による雑菌汚染のリスクを低減させる

またカップ麺やお茶に便利な「再加熱機能(約90度)」を搭載するなど、搭載機能が多いのも特徴です。

見た目の良さ、使い勝手の良さ、そして衛生的で安心して使える、三拍子揃ったサーバーは幅広い方々の強い味方です。

まとめ

今回はウォーターサーバーの衛生面に関する情報を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ポイントをおさらいしましょう。

ここがポイント

  • ワンウェイ方式がより衛生的
  • 電源は常にオンにしておく
  • クリーン機能搭載のサーバーを選ぶ

以上3点が本記事の重要ポイントになります。

「毎日安心して使えるウォーターサーバーを選びたい」
「どのサーバーを選んだら良いのか分からない」

といった方はこの記事を参考に、衛生的で安心・安全のウォーターサーバーを選んでみてください。