職場でも高まる水の安全性への意識

最近、ウォーターサーバーの一般家庭への普及率は非常に高くなってきています。自宅だけじゃなく職場でも安全で美味しい水を飲みたいという方は多いですよね。また、会社側としてもウォータ―サーバーを導入するメリットは実は多いのです。

もともとはオフィスをはじめとする業務用として開発されたウォーターサーバーですが一般家庭でも使用されるようになって、日本人の安全で美味しい水を求める意識は高まったと言えます。ここではウォーターサーバーをオフィスに導入するメリットや、サーバー選びの際の注意点などを説明します。

オフィスにウォーターサーバーが必要な理由

前述したとおり、もともとウォーターサーバーはオフィスでの需要を前提として開発されました。ではなぜオフィスにウォーターサーバーが必要なのでしょうか?

お茶汲みの負担を軽減

社員に対し、お茶汲みを強いることが問題視される傾向にありますが、実際、来客時にスマートにお茶やコーヒーを提供出来たらそれは相手方にとっては嬉しいものです。重要な取引先の方が来訪する可能性もありますし、そういった場合にお茶やコーヒーを提供することは、会社やオフィスとしては必ず想定しなければなりません。

また、会議や休憩時間などの飲み物として、社員が利用することも出来ます。社員が各自のタイミングで休憩をとるような業務形態のオフィスでは、好みのインスタントコーヒーや粉末のお茶を常備して楽しむ、という方もいるようです。

社員の体調管理にも効果的

夢中で働いていると知らないうちに水分不足になりがちです。特にPCの設置台数の多いオフィスなどは機器の大敵である湿気を防ぐためにエアコンを常に効かせた乾燥気味の環境になっています。

乾燥は喉や鼻の粘膜を痛める原因になり、集中力を損なうことにもつながります。また、暑い時期の営業の外回りなどは脱水症状のリスクもあります。

ウォーターサーバーを設置して気軽に水分補給できる環境を作ることで社員の体調を良好な状態に保ち、仕事の能率を向上させることも出来ます。

ゴミが少ない

缶やペットボトルの飲み物のようにかさばるゴミが出ないのがウォーターサーバーのメリットの一つです。

備え付けの紙コップを用意しても良いですが、社員が各自のマグカップや湯飲みを用意することを促せばゴミが出ないだけでなく、経費の削減にも繋がります。

災害時の備蓄水としても利用可能

ウォーターサーバー用の水は未開封で一年程の賞味期限に設定されています。オフィスは家庭と比べるとボトルをストックするスペースが確保しやすいので多めの本数で発注して、災害時用に備蓄しておくことも出来ます。

東北大震災時には交通機関がストップして会社から帰宅出来ないという事態を多くの人が経験しました。

社員用の備蓄品を導入している会社もありますが、賞味期限が過ぎたものは処分しなければいけません。その点で、ウォーターサーバー用の水に関しては、賞味期限が近いものを日常消費に使っていけばいいので、備蓄水の賞味期限を心配する必要はありません。

自動販売機とウォーターサーバーを比較して

自動販売機を設置しているオフィスもあります。オフィスに導入する場合、ウォーターサーバーと自動販売機、どっちが良いのかを検証してみました。

ウォーターサーバーで飲み物に掛かるお金を節約できる

自動販売機で売られている飲み物は概ね100円以上はします。毎日缶コーヒーやペットボトルのお茶を買うことを考えると相当額を節約することが出来ます。

ちなみにウォーターサーバーでかかるお金をその都度支払うと仮定した場合は一度に200ml消費するとしても20~30円程度。

お湯を使ってインスタントコーヒーやお茶を飲むにしても50円程度となります。いかに自動販売機で買うのが割高なのかが分かりますね。

ウォーターサーバーはゴミが出ない

自動販売機を導入した場合、缶やペットボトルでゴミが増えることになります。ウォーターサーバーを導入した場合、日常的に出るゴミは紙コップを常備したとしても、缶やペットボトルのゴミと比べると非常に少ないです。

使い捨てのワンウェイ方式では無く、回収可能なリターナブル方式のものを選ぶことで更にゴミは少なくなります。

自動販売機は業者が補充する仕組み

自動販売機の飲み物が売り切れた場合は業者が立ち寄って補充してくれるのを待つ必要があります。ウォーターサーバーの場合は水のボトルを自分たちで交換することが出来るので補充に関しては自動販売機より楽です。

ただし、多くの人が使用するオフィスで必要な水の量を考えると容量の大きいボトルになることが想定されます。大きいボトルをサーバー上部まで持ち上げての交換は女性の力ではかなり困難なので男性社員は率先して交換を引き受けましょう。

お茶やコーヒーを淹れるのは女性、ボトルの交換は男性、といった役割の振り分けをうまくやれば、いわゆる「お茶汲み」への抵抗感も少ない雰囲気になるのではないでしょうか。

自動販売機は飲み物の種類が豊富

自動販売機はコーヒー、お茶、水の他に甘味のある清涼飲料や炭酸飲料、またはポタージュスープといったものまで実にさまざまな種類の飲み物を揃えています。その点、ウォーターサーバーは水とお湯しか出ません。お湯を使ってお茶やコーヒーを淹れることが出来ることを考えても品揃えに関しては自動販売機には及びません。

しかし、近年の健康志向ブームの到来で多くの飲料メーカーで甘味の強い飲み物や添加物の多い飲み物のラインナップを減らしている傾向があります。コンビニの飲み物で一番売れているのもお茶やミネラルウォーターであることを考えると職場に置くのにはウォーターサーバーの方が適しているとも言えるでしょう。

ウォーターサーバーの電気代は安い

ウォーターサーバーの電気代は1000円ほどです。自動販売機は300円ほどかかります。さらにオフィスに誰も居ない夜間の消費電力を抑えられるタイプのものなら更にウォーターサーバーの電気代は安くなります。

オフィス設置に向いているウォーターサーバー

ウォーターサーバーをオフィスに設置するメリットの検証や自動販売機との比較を行った結果、サーバー選びの際のポイントは以下のようになりました。

サーバー選びの際のポイント

水代が安い

家庭用より遥かに多くの人が使うので水の消費量は増えます。したがって水の価格が安いことが重要視されます。

温水の設定温度が高め

来客時にお茶やコーヒーを提供する機会の多いオフィスでは熱いお湯が必要です。温度の低いお湯だと淹れるのに時間がかかるし運んでいる間に冷めてしまう恐れもあります。中には温度設定が低めのサーバーもありますので選ぶ際には注意しましょう。

リターナブル式のボトル

使い捨てのワンウェイ式より業者が空のボトルを回収してくれるリターナブル式の方がゴミが出なくてオフィス向きです。

エコに対して前向きな会社、という企業イメージ向上にもつながるし、一般的にリターナブル式のボトルの水は価格が安いです。

ボトル交換が楽

消費量が多いオフィスではボトル交換の頻度も高いことが想定されます。なるべくボトル交換が楽なものを選ぶというのも一つの基準です。

音はあまり気にしなくてよい

家庭用にはなるべくコンプレッサーの作動音なども排除した静かなものが好まれます。

一方、オフィスでウォーターサーバーを使用するのは基本的に日中な上に会話やPCのキーボードを操作する音などがあるのでウォーターサーバーの音は気になりません。

コンプレッサーの作動音の無いタイプのものは冷却力が弱かったりするので、オフィスに設置する場合はあまり視野に入れない方が良いでしょう。

節電可能なタイプ

夜勤などで常時オフィスにある程度の人数がいる場合は別として、誰もいない時間帯の電気料は節約したいものです。ウォーターサーバーの中には使用しない時間帯の消費電力を削減出来るタイプのものもあります。

おすすめなオフィス用サーバーは?

コスモウォーター

リターナブルという条件以外全てを満たしているのがコスモウォーターです。他のメーカーのものと比べると足元でボトル交換出来るのは魅力的です。

下から吸い上げる音が大きく、家庭用の場合はそれが気になるという意見もありますがオフィス用としては問題ありません。エコモードスイッチで節電出来る他に、急いで温水の温度を上げたい場合の再加熱ボタンも搭載しているので便利です。

アクアクララ

水の価格が安い上にレンタル代は無料です。また、取り扱い店舗が全国に多数あるのでメンテナンス面でも安心できます。

アルピナウォーター

12リットルボトルの水の価格が各メーカーと比較しても最も安いです。ただし、宅配エリアが関東以西と、限られています。

宅配エリア外でも8リットルボトルのものは販売していますが若干割高な上に配達料がかかります。

オフィス向けのウォーターサーバーを調べてみて

水の価格が安いことやボトルの交換が楽なことなどのポイントは家庭用のウォーターサーバー選びと共通する部分があります。特に水の消費量が多くなればなるほど、電気代やレンタル代の費用としての比率は低くなるので数百円の電気代やレンタル代の差額はあまり問題ではありません。コスト面を考えるなら水の価格が安いことが第一条件になります。

また水の価格が安くても配達エリアが限られていたり、配達料を含めるとコストが上がったりすることもあります。そういった場合はアクアクララやクリクラなど、全国でフランチャイズ展開しているメーカーのものを選ぶのが無難でしょう。

取り扱い店舗が近くにあるので、万が一故障などのトラブルが起きた際にも迅速な対応が期待出来ます。 家庭用で人気のタイプはデザイン性や音の静かさが重視され、それによって従来の業務用タイプのものとは差別化することに成功しています。

逆に言えばデザインや音にまつわるイノベーションを最小限にとどめているタイプのものは業務用としてのランニングコストを抑えられる傾向にあります。家庭で使うものとオフィスで使うものとでは求められる条件は少し異なるので、付いている機能の必要性を見極めることも大切です。

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