ウォーターサーバーの維持費はどれくらい?サーバーレンタル代無料は本当にお得?

安全でおいしい水をいつでも飲めるウォーターサーバーは便利ですよね。でも、ウォーターサーバーを導入するにあたり月々にかかるお金のことを忘れてはいけません。

水の注文ノルマ無し、やサーバーレンタル代無料、などといった宣伝を良く見かけますが、それによって果たして本当に維持費は安くなるのでしょうか?検証してみましょう。

ウォーターサーバーの月々の維持費の内訳

ウォーターサーバーの維持に必要な費用は大きく分けて以下の通りです。

  • サーバーレンタル料
  • 電気代
  • 水の料金(配送料含む)
  • メンテナンス料

今回の検証では3~4人家族の平均的な使用量にあたる36Lの水を使う想定で維持費を算出することにします。また、メンテナンスは半年や1年置きに実施されるものが多く、契約期間は2年のものが多いので、2年間分のメンテナンス料を月割りで算出します。

サーバーレンタル代が無料のものメンテナンス料、電気代、水の料金が安いものを「月々36リットルの水を2年間使う」という想定で月々の維持費を算出してみます。

サーバーレンタル料無料の機種について

サーバーレンタル料がかからないという機種は多いです。ウォーターサーバーを購入するケースは今回は想定しません。

フレシャスデュオ

フレシャスは様々な機種がありますが一番人気のある機種のデュオの場合で計算します。

水代1167円/7.2L×5で5,835円、電気代約560円としておよそ6,400円が月々の維持費となります。

コスモウォーターらく楽スタイル

コスモウォーターは3種類の天然水から選べることが魅力ですが月36L以上の利用ならばRO水がお得です。

水代(RO水の場合)は1,350円/12L×3で4,050円となります。これに月々の電気代約400円を足しておよそ4,500円が月々の維持費となります。

アクアクララのアクアスリム

アクアクララはサーバーレンタル料が無料ですが、その代わりにあんしんサポート料が月々発生します。

これはいわゆるサーバーメンテナンスや故障の際の対応を保証する料金となります。水代1,296円/12l×3で3,888円、電気代約700円、安心サポート料1,080円でおよそ5,600円が維持費となります。

プレミアムウォーター

基本プランの場合、水代は2,052円/12L×3で6,156円、これに電気代約1,000円を加えおよそ7200円が維持費です。PREMIUM3年パックは契約期間3年の条件で水を安く購入出来ます。

この場合は水代1,770円/12L×3で5,310円、電気代を加えおよそ6400円の維持費になります。ただし、3年未満で解約すると違約金が別途発生するので注意が必要です。

恵ウォーター

恵ウォーターは2種類の天然水から選択出来ますが安い方を選んだ場合は水代5,832円、電気代は1,000円程度で6,800円ほどの維持費が月々かかります。

メンテナンス料が安い機種について

「メンテナンス不要」は今回除きます。あくまでメーカー側がメンテナンスを行ってくれるものに限定しました。

クリクラ省エネサーバー

クリクラはメンテナンス費用が5,400円/1年ですので、これは月々450円に相当します。

電気代は約500円、水代は1,350円/12L×3で4,050円、合計するとおよそ5,000円が維持費となります。

アクアセレクトの2ウェイサーバー

必須ではありませんが、クリクラ同様一回5,400円のメンテナンスを年一回行うことを推奨しています。

月々換算で450円として、電気代約750円、水代は36リットルに換算すると約4,000円なので合計するとおよそ5,200円が維持費となります。

さくらウォーター

さくらウォーターは二年に一回のメンテナンスを無料で行ってくれるのが特徴です。したがって維持費としてかかるのは1,881円/12L×3で5,643円の水代と電気代約1,000円の合計でおよそ6,700円です。

アルピナウォーター

サーバーレンタル費が月々618円かかりますが、二年ごとに無料でサーバー本体の交換を行ってくれます。水代1,024円/12L×3で3,072円、電気代は1,000円程度です。合計すると月々の維持費は4,700円ほどです。

電気代が安い機種について

ウォーターサーバーの電気代が安い機種と言えばフレシャスデュオが筆頭にあがりますが、水代が高いので結果的には維持費が高い部類になります。

他にも電気代が安いことをセールスポイントにしている機種はありますが、その他のコストはどのようになっているのでしょうか。

うるのんウォーターサーバーGrande

省エネ機能が付いていて月々700円ほどに電気代を抑えられます。うるのんの場合はRO水の場合と天然水の場合でレンタル代が違うのでここではどちらの場合も紹介します。

天然水の場合

サーバーレンタル代324円と1900円/12L×3で5700円の水代、電気代700円を合わせおよそ6800円の維持費となります。

RO水の場合

サーバーレンタル代1,147円と1,385円/12L×3で4155円の水代、電気代700円と合わせおよそ6000円の維持費となります。

サントリー

弱温、弱冷モードを使用することで700円ほどに電気代を抑えられます。

水代は36リットルに換算すると約5,500円で、レンタル料もメンテナンス料もかからないので月々の維持費は電気代と水代の合計で6,200円となります。

アクアクララのアクアアドバンス

アクアアドバンスはあんしんサポート代が1,620円かかりますが、ダブル省エネ機能により電気代を400円程度にまで節約出来ます。

1,296円/12L×3で水代は3,888円。合計すると月々の維持費は約6,000円となります。

水代が安い機種について

水代が業界最安値なのはアルピナウォーターで、結果的に月々の維持費も他社より安く抑えられています。

クリクラやコスモウォーターのRO水も安いですね。他にも水の値段が安いメーカーはありますが月々の維持費にはどれくらい反映するのでしょうか。

フレール

36リットルに換算すると水代は3500円になります。これはアルピナウォーターに次ぐ安さです。

これにサーバーレンタル代500円と電気代800円を加えると月々の維持費は4,800円となります。

ハワイアンウォーター

36リットル換算で4,300円ほどです。これにサーバーレンタル料572円、電気代1,000円を加えると5,869円の維持費が月々必要です。

水の発注ノルマは考慮すべき?

「水の発注ノルマ無し」という宣伝をよく目にします。一般的にはレンタル料が無料のものは月々の発注ノルマが課せられていて、期間内に発注出来ない場合はサーバーレンタル料が1000円ほど発生するというものです。

導入にあたって、水の使用料に見当がつかない場合はノルマの有無に気を取られがちですが、少なくとも3人以上の家庭においては無理なく使いきれる量なので、あまり気にする必要は無いです。

水の価格とメンテナンスが重要

今回調べた結果、月々の使用料36リットルで二年間使用する場合、維持費は4000代円台後半~6000円台後半となりました。維持費が安いものの中でもメンテナンスが充実しているクリクラやアルピナウォーターは良心的と言えます。

月々のレンタル代やメンテナンス代の月割り額を入れても他のメーカーのレンタル代無料機種やメンテナンスを行わない機種に比べて維持費が安いのには驚きでした。

メンテナンスを行うメーカーの多くはリターナブル式のRO水を扱っていて、天然水より価格が安いです。天然水とRO水の平均単価の差は12リットル当たり500円ほどです。36リットルでは1500円以上の差になります。

仮に月々の電気代が1,000円前後から350円になったとしてもこの差は埋められません。逆に言えば電気代やサーバーレンタル代で惑わされて水の単価の高いものを選んでしまうと結果的に維持費が高くなる場合があるので注意が必要です。