ウォーターサーバー各社が使用している水の賞味期限を調査してみた

ほとんどのウォーターサーバーは毎月決められた日に新鮮な水を届けてくれます。

ですが、冬場だったり、旅行に出かけていたり、などの事情があってあまり消費できないことも。

どうすれば良いか分からなくて困った…といった経験は一度はあるでしょう。

「ウォーターサーバーの水の賞味期限ってどれくらいなんだろう?」
「水の種類によって賞味期限が変わるものなの?」

と考える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ウォーターサーバーの水の賞味期限について紹介していきたいと思います。

今回の記事を読んで、水を飲みきるまでの目安はもちろん、備蓄水としての活用にも役立つ知識を身につけてください。

ウォーターサーバーで使う水の賞味期限の意味

まずはウォーターサーバーの水に賞味期限が設定されている理由・意味について考えてみましょう。

ウォーターサーバー用のお水は美味しさを追求しているため賞味期限が短め

ウォーターサーバーは「美味しい水を自宅で手軽に楽しみたいから」という理由で導入するケースがほとんどです。

そして水は時間が経つにつれて味が変化します。

賞味期限が短めに設定されているのは「美味しいうちに飲み切るための目安」だからです。水の品質云々ではなく、味を重視しての期間設定となります。

災害時用の水の賞味期限が長い理由

ウォーターサーバーの水は6か月~12か月程度の賞味期限が設定されています。

一方で「災害時用の水」は5年など、年単位で設定されているものが多いです。

その理由は蒸留水をボトリングしているから。水道水を煮沸させ、水蒸気を集めて冷却し、水を作ったものが蒸留水です。

この工程を経ることで、不純物はほとんど取り除かれ、極めて純粋な水が生まれます。雑菌など水を傷める原因がほぼ混入しないため、年単位の長期保存が可能というわけです。

後述するRO水をもってしても、ここまでの長期保存は不可能。災害時を想定して、念入りに作られた水だからこそ実現できます。

水の種類によって賞味期限が変わる

ウォーターサーバーの水は大きく分けて次の2種類があります。

  1. RO水
  2. 天然水

それぞれ種類ごとに賞味期限が変わります。一般的にはRO水の方が賞味期限が長め。

ここからは水の種類ごとの賞味期限について説明します。

RO水の場合

RO水は水道水などの水を「RO膜」という特殊なフィルターに通し、不純物や雑菌、ミネラルさえも取り除いた純水です。

余計なものがほとんど含まれていないため、賞味期限は長め。おおむね6か月~12か月ほどとなっています。

天然水の場合

天然水は採水地から採水したものに、ほとんど手を加えません。有害物質や雑菌を取り除く処理は行いますが、ミネラルなどはほとんどそのままの形で残っています。

RO水と比べるといろいろと水に溶け込んでいるため、賞味期限は若干短め。おおむね3か月~6か月くらいとなります。

開封前と開封後で賞味期限が変わる理由

ウォーターサーバーの水は開封前と開封後で賞味期限が大きく変わります。その理由は単純に「開封すると雑菌が入る可能性が上がるから」です。

それぞれの賞味期限はどうなっているのか見てみましょう。

未開封時の賞味期限

RO水、天然水と水の種類にもよりますが、未開封時は密閉され、雑菌などが入りづらい状態。そのため6か月くらいが目安になり、長期保存が可能です。

開封後の賞味期限

開封後は雑菌などが混入するリスクがあり、水が早く傷む可能性があります。そのため賞味期限は2週間~1か月程度と短くなります。

1日あたりの使用量の目安

利用するウォーターサーバーのボトルサイズにもよりますが、大体7L~12Lでボトリングされています。

開封後の賞味期限が2週間だとすると、12Lのボトルなら1日1Lペースで飲めば賞味期限内に飲みきれますね。

健康のためには1日に水分を2L以上摂取するのが望ましいと言われているので、積極的に口にすれば、そう難しくない範囲でしょう。

ワンウェイ方式とリターナブル方式によっても賞味期限が変わる

ウォーターサーバーには次の2種類の方式があり、それぞれ賞味期限に違いがあります。

ワンウェイ方式

水の消費とともにボトルを圧縮。空気が混入しないので雑菌繁殖リスクが減り、賞味期限を長く維持しやすいのが特徴です。水を飲みきったらボトルは自治体に従ってゴミに出します。

リターナブル方式

ボトルを再利用する方式で、ワンウェイ方式とは異なり、水の消費とともにボトル内に空気が入ります。そのため外気に触れ、雑菌繁殖の可能性が高まり、賞味期限が短め。

とはいえ、サーバーによって高機能なエアフィルタを搭載しているものもあり、極力雑菌などが混入しない作りになっている商品もあります。

リターナブル方式の方がエコですが、賞味期限や水の品質維持のことを考えるとワンウェイ方式が優秀です。

ウォーターサーバー各製品の賞味期限目安を調査

主要ウォーターサーバー業者の各製品および未開封時、開封後の賞味期限をまとめると次の表のようになります。

商品名 タイプ/水の種類 未開封時 開封後
アルピナウォーター リターナブルRO水 1年 約3ケ月
コスモウォーター ワンウェイ天然水・RO水 6ケ月 約2週間
フレシャス ワンウェイ天然水 6ケ月 約2週間
サントリーウォーターサーバー ワンウェイ天然水 6ケ月 約2週間
プレミアムウォーター ワンウェイ天然水 6ケ月 約2週間
アクアクララ リターナブルRO水 6ケ月 約2週間
うるのん リターナブル天然水・RO水 6ケ月 調査中
kirala ワンウェイ天然水・RO水 6ケ月 調査中
アクアクララ リターナブルRO水 6ケ月 調査中
クリクラ リターナブルRO水 6ケ月 調査中
アクアセレクト リターナブル天然水 6ケ月 調査中
ブルーウォーター ワンウェイ天然水 6ケ月 調査中
ハワイアンウォーター リターナブル天然水 6ケ月 調査中

ウォーターサーバーのボトルは10リットル前後が多く、2週間で飲み切るとすると1日1リットル程度になり、決して飲み切れない量ではありません。

そして、ウォーターサーバーの水は大きく分けてRO水と天然水の2種類に分かれ、そのどちらの種類かによって未開封時の賞味期限の長さが大きく変わってきます。

なるべく長い期間お水を美味しく飲めるようにする工夫

次はウォーターサーバーの水をなるべく長持ちさせ、美味しく飲み続けるためのテクニックを4つ紹介しましょう。いずれもちょっとした心がけひとつで実践できるものばかりです。

ウォーターサーバーの最適な置き場所

ウォーターサーバーの置き場所を考えてみましょう。次の3つの条件をクリアするスペースに設置するのがオススメです。

ここがポイント

  • 日光の当たらない場所
  • 熱源(ガスコンロやオーブン、冷蔵庫などの家電製品)の近くは避ける
  • 埃などが少ない場所

ボトルの水温が高まると、それだけ雑菌繁殖のリスクが高まるので、できるだけ温度が一定になる置き場所を考えましょう。

定番のキッチンやリビングは条件をクリアしやすいですね。

使わない時も電源は切らずにそのままで

例えば「日中は家にいないから」などの理由でウォーターサーバーの電源を切り、節電しようという方もいらっしゃるかもしれません。しかしこれはNG。

サーバーは常に一定の温度を保つように冷却・加熱しています。これで冷水や温水をいつでも使えて便利なのですが、目的はこれだけではありません。下を見てください。

・ウォーターサーバーの電源はつけっぱなしが鉄則

  • 温度を保つことで雑菌繁殖のリスクを軽減
  • 水質を維持し続ける目的もある

こまめに電源のオンオフをすると、冷却・加熱時に大量の電力を消費して、かえって電気代がかかってしまいます。経済的にもよろしくありません。

逆に長期出張や旅行などで家を空けるときは、水を全部飲みきって、サーバー内部の水を抜き、電源を落としてください。

飲みきれないなら思い切って捨てましょう。「もったいない!」と思うかもしれませんが仕方がありません。賞味期限の過ぎた水でお腹を下すよりよっぽどマシです。

日常的なお手入れを行う

いわゆる「セルフメンテナンス」です。タンク交換時にボトル差込口や注ぎ口を清潔な布巾などで清掃しましょう。アルコールスプレーなどで消毒するのも効果的です。

特に水に触れる部分は雑菌が繁殖しやすいので念入りに。蛇口、受け皿は特に定期的に清掃しましょう。

補充用の水の適切な保存方法

補充用の水の保管場所も意識しましょう。基本は日の当たらない冷暗所に保管します。温度変化が少なく、直射日光に当たらない場所がベストです。

まとめ

今回はウォーターサーバーの水の賞味期限について紹介しました。ポイントをおさらいしましょう。

  • RO水と天然水の2種類があり、RO水の方が賞味期限が長い
  • 未開封で6か月~12か月程度。開封後は2週間を目安に
  • ワンウェイ、リターナブルの各方式で賞味期限が変わる

以上3点となります。

「ウォーターサーバーの水はいつまで美味しく飲めるのかな?」
「どの種類の水やサーバーを選べば良いのかな?」

という方は今回の記事を参考に、あなたに合った賞味期限のウォーターサーバー業者を選んでみてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする