賞味期限は水の種類によって違う

ウォーターサーバーの水には賞味期限がありますが、その期限は水の種類によって異なります。

 

ウォーターサーバーの水の賞味期限

 

まず、ウォーターサーバーの水のボトルは密閉されており、封を開けなければ数か月〜1年程度持ちます。

 

ウォーターサーバーの水は水道水のように塩素などで滅菌されていないため、開封してしまうと雑菌が繁殖しやすくなり、開封後の賞味期限は2週間程度とされているものが多いです。

 

ウォーターサーバーのボトルは10リットル前後が多く、2週間で飲み切るとすると1日1リットル程度になり、決して飲み切れない量ではありません。

 

そして、ウォーターサーバーの水は大きく分けてRO水と天然水の2種類に分かれ、そのどちらの種類かによって未開封時の賞味期限の長さが大きく変わってきます。

 

ウォーターサーバーのRO水って何?

 

RO水とは特定の採水地から採水した水をRO膜という特殊なフィルターで不純物をろ過した限りなく純粋に近い水のことです。天然水は特定の採水地から採水した水から有害物質や不要なものを取り除いてミネラル分はそのままの水のことです。

 

RO水は99%以上の不純物を取り除いているので雑菌繁殖のリスクが低いため賞味期限は長めに設定されており、半年〜1年程度となっています。

 

逆に天然水はRO水のような純粋に近いものではないため賞味期限は短めに設定されており、3〜6ヶ月ほどとなっています。

 

災害時などの備蓄用にウォーターサーバーのボトルを利用する予定の方は、常に新しいものと入れ替えて備蓄しておくともしもの時も安全でおいしいお水が飲めます。

備蓄水として使用する場合の賞味期限

ウォーターサーバーに設置しないで用いる備蓄水としては開封から24時間以内に飲み切ることが推奨されています。この水をウォーターサーバーに設置すると前述の通り2週間程度鮮度を保つことが可能です。ウォーターサーバー自体が水と空気が接しにくい構造をしていること、エアフィルタを介して入り込む空気内の雑菌が除去されることが理由として挙げられます。

 

ワンウェイ方式とリターナブル方式の賞味期限の違い

ボトルの使い捨てるワンウェイ方式と、ボトルを回収して再利用するのが前提のリターナブル方式では賞味期限に多少の差が生じます。ワンウェイ方式のボトルは内部の水が減るのに応じ圧縮していく構造になってます。

 

リターナブル方式だと内部の水が減ってボコボコという音とともに上部に空洞が出来る(すなわち外気が入り込む)のですが、ワンウェイ方式だとこの空洞が出来ません。つまり外気に触れないため雑菌繁殖のリスクが減り、結果的に賞味期限が長くなるのです。

 

ウォーターサーバーの置き場所

置き場所によっては賞味期限に関わらず水の鮮度を損なう可能性があるので注意が必要です。直射日光の当たる場所は雑菌の繁殖する温床なので避けてください。

 

また、屋外も直射日光の他、埃、虫等、衛生確保の面で良くありません。ボトル内の温度が上昇しないように熱源の近く(ガスコンロ、オーブン付近、冷蔵庫の隣など)も避けた方が良いでしょう。

 

使わない時は電源を切って節電した方が良い?

実はこれも水の鮮度を保つ意味では良くありません。サーバー内部のタンク内では常に一定の温度での冷却、加熱がなされてます。これにより、いつでも冷水やお湯を出すことが出来るのです。

 

このタンク内の水温が電源を切ることによって室温に戻ります。つまり温度変化が繰り返されることで雑菌繁殖のリスクが高まるわけです。再加熱再冷却を繰り返す時の電力の方が一定の温度を保つための電力よりも大きいので頻繁に電源を切るのは経済的にも良い選択とは言えません。

 

日常的なお手入れ

定期的な内部のメンテナンスは(リターナブル方式の場合)メーカーの業者が対応しますが、日常的なお手入れを自分でしたほうが衛生面をより確実にできます。水タンク交換のタイミングでボトル差込口、注ぎ口を綺麗な布巾で拭きましょう。

 

アルコールスプレーで消毒するのも良いです。蛇口の内側など、手の届きにくいところは綿棒を使って拭き、アルコールを吹き付けるのも一つの手段です。受け皿は水洗いして乾燥させて戻しておきます。表記されている賞味期限とは、ウォーターサーバーを好ましい環境で使用する前提で設定されているものですのでサーバー自体の衛生面に注意を払うことも大切です。

ウォーターサーバーのボトルの賞味期限は開封してから二週間から四週間程度となっています。未開封であればもちろんもっと長く、製造後三ヶ月間程度となっています。

 

ウォーターサーバーのボトル一本は一般的なもので12リットルですから、これを仮に二週間で使い切ると考えると、一日あたり役850ミリリットルとなります。つまりウォーターサーバーのお水を飲料水だけに限定せず、炊事にも積極的に使用すれば、開封後の賞味期限はそれほど気にならないことがわかります。

 

仮にほとんど運動量のない成人男性の場合、一日に体から失われる水分量は2〜3リットルで、市販のペットボトル一本強という計算です。つまり、最低限失われる分の水分は補給する必要があるわけですが、人がたった一人でこれだけの水分量を毎日必要とするなら、12リットルのウォーターボトルはたった5日程度でなくなってしまい、費用がそのぶんかかります。

 

しかし、一日で生水だけで2〜3リットルを飲む人はそう多くないはずなので、ウォーターサーバーを利用する際には飲み水と調理での使用で、一ヶ月に何本くらい必要か計算し、その上で安い業者を選ぶとよいでしょう。

 

開封してからの味の変化は?

賞味期限としては開封後2〜4週間程度とされているウォーターボトルのお水ですが、水の成分やサーバー本体の設置場所によっても変わってきますので、一応二週間程度と考えておくのがベストです。

 

味の変化についてはそれほど気になることはないと思いますが、開封すれば自然と空気中の微生物が水に溶け、開封直後と二週間経った後では味に多少の変化があるのは当然です。

 

冷蔵庫で保存することができれば品質を少し長く安定させることができますが、ウォータボトルは12リットルの大きさなので、冷蔵庫に入れるのは難しいでしょう。

 

補充用の水については、日の当たらない冷暗所に保管して、開封後はできるだけ二週間以内程度で使い終わるようにしたいものです。ウォーターサーバー本体の設置も直射日光が当たらず、風通しの良いところが望ましいです。

 

未開封時の保存期限は?

ウォーターボトルに入っている水の賞味期限は、実際にはサーバーの設置場所や補充水の保管状態で異なりますが、未開封で約3〜6ヶ月と考えられています。

 

未開封のウォータボトルは空気に触れることはないのですが、しかし完全ともいえません。
真空保存の缶詰でも毎日わずかながらに空気が入り続けているわけですし、賞味期限がもうけられていることからも、完全とはいえないのが実際のところです。

 

ですからこの賞味期限は、空気中の微生物や不純物、あるいは汚染源物質が水に入り込む割合を最小限に抑える期間という認識です。市販のペットボトルなどの賞味期限が一年程度と長めに設定されているのは、ウォーターサーバーで使われている水よりもミネラル成分が低いためのようです。逆にいうと、ウォーターサーバーのお水はよりミネラルが豊富で体に良いともいえます。

 

ウォーターボトルのお水は体によい天然のミネラル成分が豊富に入っている分、他のものに比べると賞味期限が短くなってしまうのです。ですから、未開封のボトルでも自己判断で安心せずに、メーカー側が推奨する期限を目安に使い切りましょう。

 

なぜ災害時用の水は長持ちするのですか?

災害時の保存用に販売されているお水は、賞味期限を五年となっているものが多いのですが、それは蒸留水だからできるのです。

 

蒸留水というのは、水道水を煮沸して出てくる水蒸気を集めてさらに冷却して作る水のことです。このような家庭で不純物質を除去し、まさに純粋な水に近い、安心な飲料水ができるのです。空気に触れて水中に溶ける物質がほとんど除去されているために長持ちする仕組みです。