ワンウェイ・リターナブルはどっちがおすすめ?

ウォーターサーバーには、従来のリターナブルと新しい方式のワンウェイの2つの種類に分けることができます。ワンウェイ・リターナブルそれぞれの違いとメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

ワンウェイ・リターナブルとは?

 

ワンウェイ

一方通行という意味のワンウェイという名前の付いたこの方法は、ボトルを回収する必要がなく水がなくなれば家庭ゴミとして処分できます。大きなメリットは、真空パックのような仕様で水が減るごとにボトルが圧縮されるので空気と触れることがなく新鮮さが保たれ、雑菌繁殖のリスクがとても低く安全性が高いところです。さらに、空ボトルを回収まで保管しておく必要がないのでスペースがなくても利用しやすいというメリットがあります。

 

ワンウェイのデメリットはゴミを捨てる手間と環境へはあまり良くないこと、そして使い捨てボトルのためリターナブルと比べて料金が多少高くなりやすい点です。また、雑菌が繁殖しにくいという理由でメンテナンスはセルフが推奨されていることが多く、サーバーを引き取ってのメンテナンスには応じていない会社が多いです。

 

リターナブル

リターナブルは空き瓶を回収して再利用できるという意味の言葉で、その名の通り空になったボトルは回収された後に洗浄されて再利用されます。従来式のリターナブルウォーターサーバーは水やお湯を出す度に空気の逆流があり雑菌が繁殖しやすい、空ボトルを回収まで保管しておくのが邪魔とデメリットが多いように言われがちです。

 

そんなリターナブル式のメリットはボトルを再利用しているので環境へ配慮されていることと、しっかりした定期メンテナンスが受けられることです。例えばアクアクララはサーバーレンタル代にメンテナンス代が含まれており、1年に1度(サーバーの種類によっては3年に1度)サーバーごと引き取って専門のスタッフがメンテナンスを行います。さらに、ボトルを再利用しているため、リターナブルの方が水の料金が安いことが多いです。

 

ワンウェイボトルの廃棄方法

ワンウェイボトルはペットボトルと同様のものやビニール素材のものが主です。地域の条例に従って分別すれば問題がありません。また、現在のワンウェイボトルは容量が減るのにつれてボトル自体が小さく潰れていくものが主流です。

 

これは中の水が空気に触れる部分を減らし、衛生状態を保つのが主な目的なのですが、捨てる際にすでにコンパクトになっているのでかさばらないというメリットもあります。ボトルキャップやテープを外して分別するのも忘れないように注意しましょう。

 

リターナブルボトルの洗浄方法

回収したボトルを使用するリターナブルボトルの洗浄は非常に入念に行われています。複数回に渡る洗浄を行い、乾燥させますが、この際に低温の洗浄水による高圧洗浄を行うメーカーがほとんどです。リターナブルボトルは頑丈である必要からポリカーボネートという材質を使って作られている場合がほとんどです。このポリカーボネートの中にはビスフェノールAという物質が含まれています。

 

環境ホルモンの一つとされるビスフェノールAが溶け出すのは高温や酸性で洗浄を行った場合や強力な洗剤を使用した場合です。現在の洗浄工程においては洗剤の性質や洗浄水の温度にも配慮がなされていてこの心配は不要です。また最近では一般的なペットボトルと同じ材質でリターナブルボトルを作っているメーカーも現れてきました。これを使用する場合は更にビスフェノールAの心配は無くなります。

 

少人数家庭向きのワンウェイボトル

ワンウェイボトルのメリットは空ボトルのスペースを必要としないことです。このため、限られたスペースの少人数家庭、もしくは一人暮らしの家庭でも使いやすいと言えます。本来業務用のウォーターサーバーが家庭用としても普及してきた背景にはワンウェイボトルの開発が大きく貢献しています。

 

また、家庭用を前提として開発されたため小容量タイプのものが多いです。従来の大容量のウォーターサーバーは消費期限内に水を使いきれないリスクがありましたが、小容量タイプの登場により、こういったリスクの心配無く少人数の家庭でも使用されるようになりました。

 

リターナブルボトルがオフィス向けとして好まれる理由

オフィスにウォーターサーバーを導入した場合、従業員、来客合わせて多くの人が利用します。つまり、家庭用と比較すると水自体の使用料がかなり多くなります。このため、水自体の単価を抑える必要性が出てきます。リターナブルボトルはボトルを再利用しているためにコストを抑えられていて、それが水の単価にも反映しています。ワンウェイボトルの水に比べ、リターナブルボトルの水は安いものが多いです。

 

また、オフィスは一般家庭と異なり、空ボトルのスペースを確保しやすい反面、日々の膨大な量のゴミが出ます。したがって、ゴミが出ないリターナブル式のものが重宝されます。さらに、リターナブルボトルは「環境に優しい」というイメージがあるので、これを導入することで「この企業はエコに積極的に取り組んでいる」と印象づけることが出来ます。