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美味しいミネラルウォーターが飲める日本の名水地8選!

日本の採水地について解説!湧き水を無料で飲める水源も紹介 アイキャッチ

天然水やミネラルウォーターといえば、買って飲むものというイメージがありますよね。

ですが、日本各地には手軽に湧きたての天然水が楽しめる採水スポットがあるのです。

そこで、

「近くに行けるような採水地はあるかな?」
「採水地ごとの特徴が知りたい」

という方のために、日本各地の湧き水の特徴やおすすめの採水地などを紹介します。

この記事を読めば、人気の湧水情報などがわかるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

水にはどのような違いがあるの?

ウォータースタンドのウォーターサーバーを辞めるにはどうすればいいの?疑問のある女性

採水地が異なると、水の味や成分なども変わります。

ここでは次の3つについて詳しくみていきましょう。

  1. 水ごとの特徴
  2. ミネラル

どの水が自分にぴったりなのか判断するために役立ててくださいね。

なお、天然水の更に詳しい説明は以下のページでも解説しているので、合わせてチェックしてみてください。

水に3つの種類がある

一口に「水」といっても、水の中に含まれている成分量によって、次の3種類にわかれます。

種類 硬度
軟水 0~100mg/L未満
中硬水 100~300mg/L
硬水 300mg/L以上

軟水は癖が少なく、まろやかで飲みやすいのが特徴。

日本で採れる天然水や、私たちの家庭に提供される水道水はほとんどが軟水です。

そのため、日本人にとっては慣れ親しみがあります。

一方で硬水は、水でありながら喉にひっかかるような感覚があり、慣れるまでに時間がかかる方が多いです。

水の硬度

硬度は何によって変わるのか?というと、カルシウムやマグネシウムの含有量によって分類されるのです。

これらの成分が豊富に含まれている水は硬水となり、動脈硬化を予防する働きや便秘改善効果が期待できます。

ただ、腎臓に負担をかけたり、お腹が緩くなることもあるので注意しましょう。

硬度が低い軟水は、日本人にとってなじみ深く、また赤ちゃんや子どもでも安心して取り入れられます。

飲みやすさを重視する方や子供に与える水を求めている方は、軟水を取り入れてみるのがおすすめです。

天然水の4大ミネラル

天然水に含まれる代表的な成分は、以下4つの「4大ミネラル」と呼ばれる成分です。

  1. カルシウム
  2. マグネシウム
  3. ナトリウム
  4. カリウム

下の表で、それぞれの特徴についてまとめました。

カルシウム ▼体内ではほとんどが骨と歯に存在
▼骨や歯を形成するほか、出血をとめたり、神経の情報伝達にも不可欠
マグネシウム ▼体内で化学反応を起こすのに欠かせない酵素の働きを保つために重要
▼体温調節や神経機能、筋肉の収縮にも必要
ナトリウム 細胞内外に存在するミネラルバランスを保つ
カリウム ナトリウムと作用しながら細胞の浸透圧や水分を調整

このように、ミネラルは人間の体にとって欠かせない成分です。

天然水を飲むことで、これらのミネラルをおいしく補給することができます。

採水地によって含まれるミネラルが異なる

天然水の成分は、どこで採水したのかによって、どのようなミネラルが含まれているのかが変わってきます。

なぜなら、採水地の環境や地殻物質などが各地で異なるため、天然水が吸収するミネラル成分にも違いが出るのです。

ここでは、先述した4大ミネラル以外のミネラルから、代表的な4つをあげて解説していきます。

バナジウム

新陳代謝を高める働きがあるほか、糖尿病の予防やコレステロール抑制にも効果的なミネラルです。

主に、富士山麓から汲み上げられた天然水に多く含まれています。

シリカ

シリカは、肌の潤い成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどを作るのに欠かせません。

シリカが含まれた天然水は、霧島連山(鹿児島県)のほか、南阿蘇(熊本県)、日田(大分県)などで採れます。

亜鉛

必須ミネラルの一つで、味覚を維持したり、細胞分裂を行う上で重要な役割を持っています。

また、亜鉛が不足すると免疫機能が衰えるので注意が必要。

富士山麓の水は亜鉛の含有量が多いことで知られています。

サルフェート

硬度の高い水に含まれている成分で新陳代謝を向上させたり、老廃物を体外に排出させるのが特徴。

ヨーロッパの地層に多く含まれている成分なのですが、温泉や島根県の金城で採水される水にも含まれています。

水源によって天然水の味が違う?地域ごとの特徴を紹介

天然水は含まれている成分によって硬度が変わるだけでなく、味も変わってきます。

日本にある水源では、味にどのような違いが出るのでしょうか。

それでは、以下7ヶ所の水源で採れる天然水の特徴を紹介します。

さっそくチェックしてみましょう。

1. 北海道エリア

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かなり硬度の低い軟水なので、とても口当たりが良いのが特徴です。

小さな子どもでも飲みやすいでしょう。

北海道ということもあり、冷たい水が楽しめます。

例えば「利尻富士」の水源地は北海道の富士山とも呼ばれていて、とてもおいしくて名水百選にも選ばれているのが特徴です。

2. 東北エリア

様々な農業が盛んに行われていることからも品質の良い水源地がたくさんあることがわかります。

例をあげると、日本の名水百選に選ばれている岩手県「龍泉洞」の地下水は中硬水であり、カルシウムが多いのが特徴。

国際食品品評会で金賞を受賞した実績もあり、日本だけでなく、世界でも評価されているおいしさが魅力です。

3. 関東エリア

関東の中でも有名な水源地は栃木県佐野市にある「出流原弁天池湧水」です。

水質は軟水で、水質も良く、おいしいと評価されています。

ご当地ラーメンとして人気のラーメンでもスープや麺に出流原弁天池湧水が使われるほどなので、味にこだわりのある料理人からも選ばれるほどおいしい水だといえるでしょう。

4. 中部エリア

中部地方では、人気の高い採水地が沢山あり、代表的な場所は、山梨県山中湖村などです。

富士山の麓で採れる水は、長い年月をかけて雨水や雪解け水がろ過されています。

また、バナジウムを多く含んでいるのが特徴で、水質も良いです。

他にも、静岡県富士宮市を採水地とする天然水も高く評価されていて、おいしくて飲みやすいのが魅力だといえます。

5. 近畿エリア

遠方から水を汲みに来る方もいるほど人気の高い水源地があります。

特においしさにこだわりたい方におすすめなのが、六甲山麓の水です。

名水百選に数えられている「布引渓流」という水があります。

六甲の花崗岩によって水がろ過されていることもあり、おいしいだけでなく安全性の高い水です。

6. 中国エリア

花崗岩による地層が特徴的で、ミネラルバランスが理想的な天然水が採水できます。

特に人気が高く有名な天然水は島根県金城町で採水される水となっていて、自然の中でろ過された安全性の高い水が特徴です。

日本人にとって癖を気にすることなく飲める硬度30~40といった喉越しの良い水でもあります。

7. 九州エリア

九州には多くの水源がありますが、中でも

  • 南阿蘇(熊本県)
  • 日田(大分県)

の2ヶ所の天然水は、ミネラルが豊富なので非常においしく、多くの方から好評を得ています。

特に、南阿蘇の天然水は、ミネラル成分の「シリカ」を含む珍しい水です。

九州エリアの天然水は、程よいのど越しとまろやかな風味で、水でありながらしっかりと風味を楽しめます。

沖縄では硬水の天然水が飲める

日本の天然水といえば、そのほとんどが硬度が低くて飲みやすい軟水です。

ですが、沖縄ではマグネシウムやカリウムが豊富に含まれていて硬水に該当する天然水を飲むことができます。

硬水は健康やダイエットの分野でも注目されているのですが、硬水が採水できるところもあるので、旅行に行った際には訪れてみてはどうでしょうか。

「名水百選」にも選ばれたおすすめの採水地8選!

環境省によって認定されている名水百選。

ただ、種類がありすぎてどれが魅力的なのかいまいちわかりにくいですよね。

そこで、ここでは次の3つの観点からおすすめの採水地を紹介します。

  • 環境省が選定した「名水百選」に含まれている
  • おいしく良質な天然水が飲める
  • 水を持ち帰ることができる

ぜひ参考にしてみてください。

1. 大雪旭岳源水公園(北海道)

所在地 北海道上川郡東川町ノカナン
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス JR旭川駅から車で約50分
水の硬度 113.4mg/L(中硬水)
pH 7.3(弱アルカリ性)
カルシウム 26.3mg/L
マグネシウム 11.6mg/L
ナトリウム 18.0mg/L
カリウム 4.3mg/L
サルフェート 82.0mg/L
飲用・給水
利用料金 無料

毎分約4,600Lの天然水が、こんこんと湧き出る「大雪旭岳源水公園」。

大雪旭岳源水公園の湧き水は、「北海道の屋根」とも呼ばれる大雪山連峰の雪解け水が、自然の地層よってろ過された水です。

現地には、取水口が設けられており、その場で湧き水を味わえます。

大雪旭岳源水の湧き水は、家庭の生活用水や農業などに利用されたり、またペットボトル飲料として販売されるなど多くのシーンで活用されています。

2. 力水(秋田県)

所在地 秋田県湯沢市古館山
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス JR奥羽本線から徒歩で約10分
水の硬度 43.6mg/L(軟水)
pH 7.3~7.4(弱アルカリ性)
カルシウム 11.3mg/L
マグネシウム 2.7mg/L
ナトリウム 23.3mg/L
カリウム 1.0mg/L
炭酸水素イオン 61.7mg/L
飲用・給水
利用料金 無料
出典:湯沢市役所 建設部都市計画課への調査

飲めば力が出る水との言い伝えがあり、「力水」と名付けられました。

近くには道路標識もあるので、迷わずたどり着けるでしょう。

秋田県湯沢市の中央公園内で採水ができ、飲み水としても適しているのでペットボトルなどでの持ち帰りも可能となっています。

採水地自体は市街地の中にあり、アクセスには便利なのですが駐車場は少ないです。

とても飲みやすくてゴクゴク飲める水ということもあり、観光客だけなく地元の方からも愛されている湧水となっています。

3. 秦野盆地湧水群 弘法の清水(神奈川県)

所在地 神奈川県秦野市大秦町1-31
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス 小田急線「秦野駅」から徒歩約5分
水の硬度 軟水~中硬水
※時期により異なる
飲用・給水
利用料金 無料

1年を通して豊富な水が湧いていることもあり、観光客が訪れることも多い湧き水です。

料理に使ったり飲むこともできますが、護摩屋敷の水で採水した水野水質検査で大腸菌が検出されました。

飲用する場合は必ず煮沸してから取り入れましょう。

また、地元では飲用だけでなく雑用に使われることも多く、地元を支えています。

湧水群の中でも特に代表的なのが「弘法の清水」です。

他にも豊富な湧水スポットがあり、詳細は秦野市のホームページ、または環境保全課の窓口にて確認してみてくださいね。

4. 湧玉池(静岡県)

所在地 静岡県富士宮市宮町1-1
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス 富士宮駅から徒歩で約10分
水の硬度 軟水
飲用・給水
利用料金 無料

とても美しい水が湧いていて、富士山に積もった雪が雪解け水となって湧き出しているのが特徴です。

神田川の源流でもあり、国の特別天然記念物としても指定されています。

水を汲む際には横に「水屋神社」があるので、こちらで汲みましょう。

容器を忘れた場合は水屋神社の前で有料(200円)で容器を販売しています。

汲んだ水はそのまま飲むのではなく、一度煮沸する必要があります。

煮沸すれば飲用はもちろん、料理にも使えるので、楽しんでみてくださいね。

「コスモウォーター」なら静岡県産の天然水が飲める!

コスモウォーターSmartプラスの外観

近くに採水地があるのなら自分で汲みにいくことも検討できますが、難しい場合は静岡の天然水が楽しめるウォーターサーバーがおすすめ。

コスモウォーター」では静岡県の天然水をワンウェイ方式ボトルに詰めて全国(沖縄県・離島除く)にお届けしています。

足元にボトルを設置するタイプもあるので、重いボトルを持ち上げにくい女性や年配の方にもぴったりです。

5. 安曇野わさび田湧水群公園(長野県)

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所在地 長野県安曇野市豊科南穂高6780番地
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス JR大糸線「柏矢町駅」からタクシーで約5分、徒歩約20分
水の硬度 55mg/L
pH 6.6(弱酸性)
飲用・給水
利用料金 無料
※出典:現地の設置看板

北アルプスから湧き出した雪解け水を採水することができます。

その量は日量70万トン。1年を通して冷たい水を楽しめるのが特徴です。

キレイな水でしかおいしく育てられないとされるわさびの栽培にも用いられています。

水を汲む際には、「安曇野の里」という宿泊施設やレストランが集まっているスポットを利用しましょう。

そのまま飲めますし、コーヒーなどをいれるのにも向いています。

ペットボトルでも汲みやすいように工夫された注ぎ口もあり、近くにはペットボトルも販売されているので便利です。

北アルプスの天然水は「信濃湧水」で毎日利用できる

信濃湧水全サーバーの外観

おいしい北アルプスの天然水を自宅で手軽に楽しみたいのなら、ウォーターサーバー「信濃湧水」がおすすめ。

沖縄・離島を除く全国に配送可能で、空ボトルの回収が不要なワンウェイ方式ボトルとなります。

無駄な費用がかからないようにシンプルな価格設定となっているだけでなく、赤ちゃんから年配の方まで安心して取り入れられる軟水が魅力です。

6. 別府弁天池湧水(山口県)

所在地 山口県美祢市秋芳町別府水上
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス JR山陽本線新山口駅から車で約60分
水の硬度 69mg/L(軟水)
pH 7.5(弱アルカリ性)
飲用・給水
利用料金 無料
※出典:現地の設置看板

別府弁天池湧水では、毎分11トンの水が湧き出ています。

カルシウムを豊富に含んだ水となっていて、お茶を入れるのにも最適。

限りなく無菌に近いのも特徴で、コバルトブルーに見えるほどです。

地域では養マス場や生活用水としても活用しています。

容器を忘れた場合はペットボトルとタンクが販売されているので活用しましょう。

水質も安定していて日本人の口に合う硬度の水でもあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

給水所が駐車場からすぐの位置にあるのも嬉しいポイントです。

7. 南阿蘇村湧水群 白川水源(熊本県)

所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス 南阿蘇鉄道 南阿蘇白川水源駅から徒歩約10分
水の硬度 85mg/L
pH 7.1(弱アルカリ性)
カルシウム 23mg/L
マグネシウム 6mg/L
ナトリウム 10mg/L
カリウム 4mg/L
飲用・給水
利用料金 無料(白川水源のみ環境保全協力金として1人100円/高校生以上)
※出典:南阿蘇村役場産業観光課 商工観光係への調査

南阿蘇は湧水群ということもあり、様々なスポットで湧き水を楽しむことができます。

中でも代表的なのが白川水源で、毎分60トンもの水が湧いているポイントです。

2016年には熊本地震が起きましたが、すぐに整備され、現在は問題なく水を汲むことができます。

ペットボトルやポリタンクも販売されているので、手ぶらで行っても安心。

池からひしゃくで水を汲み、じょうごでペットボトルやタンクに入れましょう。

そのまま飲んだり、料理に活用できます。

なお、南阿蘇の天然水に関しては、以下の記事でも詳しく紹介しているのであわせて目を通してみて下さい。

南阿蘇の天然水が手軽に飲める「プレミアムウォーター」

プレミアムウォーター全サーバーの外観
ウォーターサーバーで南阿蘇の天然水を取り入れたい方に検討して欲しいのが「プレミアムウォーター」です。

とてもハイセンスなサーバーなので、インテリアにこだわってサーバー探しをしたいという方にもおすすめ。

シンプルで操作性がわかりやすいのも魅力です。

ノルマも厳しくないので、初めてのウォーターサーバーにも向いているでしょう。

8. 垣花樋川(沖縄県)

所在地 沖縄県南城市玉城字垣花川原
※上記のURLに飛ぶとグーグルマップが開きます。
アクセス 那覇空港から車で60分
水の硬度 硬水
pH 7.7(弱アルカリ性)
飲用・給水
利用料金 無料
※出典:環境省 名水百選ポータル、地方自治体への調査

昔から地元住民の中で生活用水として使われてきた水で、飲料水としても使用できます。

水の硬度は約250~280mg/Lの硬水なので、小さな子供やペットの飲み水としては不向きです。

なお、採水上までは駐車場からかなり歩く上、足元が良くない場所もあるので歩きやすい靴で行きましょう。

小さな子どもが水浴びできるようなスポットもあるので、観光ついでに汲みに行ってみてはいかがですか?

まとめ

今回は、日本全国にある名水地の情報や天然水の特徴などについて紹介しました。

ポイントをおさらいすると、押さえておきたいのは次の3つです。

ここがポイント

  • 水には軟水・中硬水・硬水の3種類がある
  • 採水地によって天然水の成分が変わる
  • 天然水を楽しめるウォーターサーバーもおすすめ

おいしい水を楽しみたい方は気になる湧き水を探したり、実際に汲みに行くのにこの記事を役立ててみてくださいね。

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