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コーヒーの味は水で決まる?

コーヒーと水の関係
みなさんはコーヒーを淹れるときにどんなこだわりをもっていますか?

選んだ水や焙煎の度合いなどによってコーヒーの味は大きく左右されます。

しかし、

「コーヒーにどうこだわればいいの?」
「どんな水を使えばいいのか分からない」

と困っている方も多いはず。

そこで今回はコーヒーと水の予備知識や代表的なコーヒー豆の焙煎の度合い、コーヒー作りにおすすめな器具6選などを紹介しています。

この記事を読めばよりこだわったコーヒーを淹れることができるので、ぜひ参考にしてください。

覚えておきたい水の硬度の予備知識

覚えておきたい水の硬度の予備知識 ホットコーヒー

ここでは水の硬度に関する基本を紹介していきます。

水の硬度はミネラルで決まる

水にはミネラルが含まれています。主となるミネラルはカルシウムとマグネシウムです。

水に含まれたカルシウムイオンやマグネシウムイオンの質量を炭酸カルシウムの質量に換算したものを硬度と言います。

水の硬度には3種類ある

水の硬度を大きく分けると、以下の3つに分類されます。

             

水の種類 硬度 特徴
軟水 0~100mg/L未満 口当たりがまろやかで、サッパリした味。

一般的にコーヒーによく合う水とされ、コーヒー豆本来の味を楽しめる。

中硬水 100~300mg/L 軟水と硬水の中間にあたる水。

適度なミネラルを含みつつも、硬水よりも飲みやすい。

硬水 300mg/L以上 カルシウムなどのミネラルが多く含まれた水で、口当たりが重たく、苦い。

あまりコーヒーには使われないが、エスプレッソには最適な水として、広く使われている。

軟水~硬水の順にミネラルが増え、苦く重い飲み心地の水になっていきます。

コーヒーに使う場合は、あなたの好みやコーヒー豆に合わせて水を選ぶとよりおいしい1杯を淹れられるはずです。

水の成分でコーヒーの味が変わる

水の成分でコーヒーの味が変わる コーヒーカップ

次に硬度以外の水の成分がコーヒーに与える影響を解説していきます。

ph値の違いがコーヒーに影響する

pH値とは、水溶液が酸性かアルカリ性かを示す数値のことです。

中性であるph7を基準としてph7より上をアルカリ性、下を酸性としています。

一般的に酸性のもの、つまりpH値の低いものは酸っぱい味のものが多く、アルカリ性でpH値の高いものは苦いものが多いです。

酸性 アルカリ性
  • 梅干し
  • レモン
  • 重曹
  • 野菜
  • 果物
  • きのこ

アルカリ性の水はコーヒーの酸味を和らげる効果があるので、酸味が強いコーヒー豆に使うとマイルドな1杯を味わえます。

水の抽出力で味が変化する

焙煎による苦みは表面的なものなので、容易に抽出できますが、通常だとコーヒー豆がもつ酸味・甘味を抽出するのは難しいです。

抽出力に優れた軟水を使うと、豆本来の味が十分に引き出されたマイルドな酸味のあるコーヒーを淹れることが出来ます。

コーヒーに向いている水の3つの条件

ここではコーヒーに最適な水の3つのポイントを紹介していきます。

新鮮な水であること

浄水ポットのよくある5つの疑問と答え 水のグラス

新鮮な水には二酸化炭素が溶け込んでいます。

この二酸化炭素がコーヒー豆の成分と反応してより良い香りのコーヒーに仕上げてくれるのです。

長時間、沸騰させたものや汲み置きの水は二酸化炭素が蒸発している状態なので、新鮮な水で淹れたコーヒーよりも劣った味わいになってしまいます。

適温のお湯を使うこと

コーヒーに向いている水の3つの条件 適温のコーヒー

おいしいコーヒーを淹れるために欠かせないのが、適温のお湯です。

コーヒー専門家により意見はバラバラですが、一般的にお湯の適温は82℃~95℃だと言われています。

そのため、沸騰したお湯を少し冷ましてから注ぐようにしましょう。

お湯を冷ます方法でもっとも簡単に行えるのが、ケトルのフタを開けておくことです。

お湯が沸いたらケトルのフタを外したまま、1~2分ほど放置しておくと90℃前後まで温度が下がっています。

沸騰したお湯をそのまま注いでしまうと渋味・苦味が強調された1杯に仕上がるので、注意して下さい。

鉄分やマンガンが多く含まれていないこと

コーヒーに向いている水の3つの条件 蛇口

コーヒーに水道水を使う場合、鉄分やマンガンに注意してください。

水道管の経年劣化などで蛇口を出る時には鉄分やマンガンを含んでいる場合があり、これらはコーヒーのタンニンと結びついて味わいを損なってしまいます。

心配な方はペットボトルのミネラルウォーターなどを使うようにすると良いでしょう。

ウォーターサーバーは条件を満たしている

ここまでコーヒー作りに向いている水の3つのポイントを紹介しましたが、ウォーターサーバーであれば、これらの条件をすべて満たしているのです。

ウォーターサーバーは、以下3つの特徴があります。

ウォーターサーバーなら…

  • 適温のお湯をいつでも出せる
  • 鉄分やマンガンなどがない
  • サーバー内で循環しているため、新鮮な水に近い状態

よりこだわったコーヒーを淹れたい、という方はウォーターサーバーの導入を検討すると良いでしょう。

日本のブラックコーヒーは世界的に珍しい

ヨーロッパやコーヒー発祥の地であるトルコなどでは砂糖をたっぷりと入れてコーヒーを飲むスタイルが主流です。

ヨーロッパなどでは硬水が多いので、必然的に苦味の強調されたコーヒーに仕上がります。

そのため、苦味と上手く付き合うために砂糖や生クリーム、牛乳などが使われてきました。

一方、日本のコーヒーは水質が軟水であったため、苦味が抑えられた甘味や酸味があるコーヒーに仕上がります。

また、お茶に何も加えずに飲む文化が下地にあったことから、コーヒーに関してもミルクや砂糖を入れずブラックで飲まれてきたのです。

主なコーヒー豆の8つのブランド

主なコーヒー豆の8つのブランド コーヒー豆

代表的な8つのコーヒーブランドとその特徴を表にまとめました。

コーヒー豆選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

日本で有名なコーヒーブランド 詳細
エメラルドマウンテン アンデス山脈のふもとで栽培されている豆。マイルドな口当たりと風味豊かなコクが楽しめる
キリマンジャロ アフリカのキリマンジャロ山で栽培されている豆。適度な酸味・苦味と甘いコクが特徴
グアテマラ グアテマラ共産国で生産されているポピュラーな豆。重厚なコクと甘さのある酸味が特徴
コナ ハワイ南西部で栽培される希少な豆。強い酸味とフルーティーな香りが特徴
ジャワ インドネシアのジャワ島で栽培されている高級品。マイルドでコクのある味わい
ブラジル ブラジルの農園で栽培されている豆で生産量が多い。苦味と酸味のバランスがとれたマイルドな味
マンデリン インドネシアのスマトラ島で生産されている希少な豆。特徴的な苦味と濃厚なコクを味わえる
モカ イエメンやエチオピアで栽培されているコーヒー豆。独特な酸味と甘い香りを楽しめる

おいしいコーヒー作りには欠かせないコーヒー豆の3つの鉄則

コーヒーの味に影響を与えるのは水だけではありません。

コーヒーは選んだコーヒー豆や豆の挽き具合など、さまざまな要因で味が変わるのです。

ここではおいしいコーヒーを淹れるうえで大切になるコーヒー豆のポイントを解説していくので、ぜひ読み進めてください。

コーヒー豆の焙煎にこだわる

おいしいコーヒー作りには欠かせないコーヒー豆の3つの鉄則 焙煎

コーヒー豆は収穫・精製された段階では淡い緑色をした生豆です。

生豆の状態では私達がコーヒーの特徴として認識している苦味や酸味、香りなどはありません。

生豆を炒って加熱することで化学変化が起こり、コーヒーらしい酸味や苦味、香りが生まれるのです。

この加熱作業の行程を焙煎(ロースト)と言います。

焙煎が進むにつれて色は生豆の淡い緑色から茶褐色、黒褐色へと変化します。

また、浅い焙煎では酸味は際立ち、深い焙煎では苦味が強調された仕上がりになります。

焙煎の度合いは下表のように8段階に分けられているので、参考にしてください。

ライトロースト もっとも浅い焙煎でコーヒー特有のコクや香りがほとんどない
シナモンロースト 軽く炒った状態で、まだ青臭い。一般的に試飲用に使われているが、適度な酸味がある豆であればブラックコーヒーにぴったり
ミディアムロースト 酸味が目立ち、苦味は控えめ。軽い口当たりでアメリカンコーヒーに使われる
ハイロースト スタンダードな焙煎で酸味や苦味のバランスが良い
シティロースト ハイローストと同じく一般的な焙煎。酸味は控えめで、適度な苦味・コクがある
フルシティロースト 苦味が強く酸味が弱いのが特徴。アイスコーヒーやエスプレッソに使われる
フレンチロースト さらに苦味とコクが強調された重い味わい
イタリアンロースト もっとも深い焙煎で濃厚な苦味があるため、エスプレッソに適している

鮮度のいいコーヒー豆を使う

おいしいコーヒー作りには欠かせないコーヒー豆の3つの鉄則 鮮度の良いコーヒー豆

焙煎されたコーヒー豆に多く含まれている二酸化炭素は時間とともに減っていき、コーヒーならではの香りも少なくなります。

そのため、なるべく鮮度のいいコーヒー豆を使った方が風味豊かなコーヒーを味わいやすいです。

コーヒー豆を適切に保存する

おいしいコーヒー作りには欠かせないコーヒー豆の3つの鉄則 コーヒー豆の保存

コーヒー豆を挽くと二酸化炭素と香りが多く失われてしまうため、劣化速度も早まります。

そのため、コーヒーを淹れる直前まで挽かずに豆の状態で保存しておくのがベストです。

コーヒー豆の鮮度は空気や光・熱に影響を受けるため、光が当たらない涼しいところに保存しましょう。

おすすめの保管場所は、冷凍庫です。

香りが薄くなることを防ぐため、キャニスターなどの密閉容器に入れるようにしてください。

知っておきたい!代表的なコーヒーの8つの淹れ方

知っておきたい!代表的なコーヒーの8つの淹れ方 コーヒーを淹れる

ここではコーヒーの抽出方法を紹介しています。

自宅でもこだわったコーヒーを飲みたい方は、ぜひじっくり読んでみてください。

ペーパードリップ

ペーパードリップは、ドリッパーに紙製のフィルターをセットしてコーヒーを淹れる抽出方法です。

フィルターがコーヒーの油脂を適度に吸収するため、雑味のないクリアなコーヒーを楽しめます。

淹れ終わった後は、フィルターごと捨てるだけと手軽なので、現在ではもっとも広く普及しています。

具体的な淹れ方は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ネルドリップ

ネルドリップは、ネルシャツなどに使われているフランネル素材でできた布製フィルターでコーヒーを淹れる抽出方法のことです。

ネルフィルターはペーパーフィルターよりも目が粗いので、コーヒーオイルが多く抽出されます。

そのため、ネルドリップで淹れたコーヒーはマイルドで濃厚な味を楽しめるのです。

使う度に手入れが必要ですが、その味を求めて一部のコーヒー愛好家から根強い人気があります。

ネルドリップに挑戦したい、という方は次の記事で詳しく解説しているので、ぜひ読み進めてください。

金属フィルター・ドリップ

ステンレスなど金属製のフィルターでコーヒーを抽出する方法です。

金属フィルターを使うとコーヒーの油脂分が一切、ろ過されないため、コーヒー豆がもつ本来の味をダイレクトに味わえます。

また、金属フィルターは半永久的に使えるため、長期的に使うのであればペーパーフィルターよりもリーズナブルなコストで済みます。

金属フィルター・ドリップの淹れ方を知りたいという方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

フレンチプレス

フレンチプレスはお湯とコーヒー粉が入ったポットを金属フィルターでプレスするコーヒー抽出器具のことです。

コーヒー粉がお湯に触れている時間が長いため、コーヒー豆本来の油脂分や香りをダイレクトに味わえます。

日本では紅茶を淹れる器具として一般的に知られていますが、海外ではコーヒー抽出器具として広く使われています。

こちらでは簡易的に紹介しましたが、フレンチプレスを詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サイフォン

サイフォンは、実験室のようなフラスコとロートを使うコーヒー抽出器具です。

この抽出方法で淹れたコーヒーはすっきりとした味わいでコーヒー豆本来の風味を楽しめますが、その反面、濃厚なコクはありません。

また、サイフォンでは淹れ方に味が左右されないため、安定した味のコーヒーを淹れられます。

サイフォンでコーヒーを淹れてみたい、という方は次の記事を参考にしてください。

エアロプレス

エアロプレスは、空気圧を利用してコーヒーを淹れる抽出器具で比較的新しいタイプです。

こちらの抽出方法で淹れたコーヒーは、さっぱりしているのにも関わらず、風味豊かなコクを味わえます。

エアロプレスの使い方は、以下の記事で具体的に紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

マキネッタ

お湯の蒸気圧でコーヒー液を抽出する器具で、イタリアでは一家に一台あるとされているほど愛されています。

蒸気圧を使って短時間で抽出するため、クリアで深みのあるコクを味わえます。

こちらでは簡易的な説明になりましたが、マキネッタの使い方を知りたい方は次の記事をご覧ください。

別名「直火式エスプレッソメーカー」と日本では呼ばれていますが、厳密には味の違いから飲めるコーヒーはエスプレッソではなく、モカ・コーヒーです。

エスプレッソマシン

極細挽きのコーヒー粉を高圧蒸気で一気に抽出するエスプレッソを淹れるための機械のことです。

数十秒で抽出するため、雑味を出さずに濃厚なコクとコーヒー豆本来がもつ旨味を味わえます。

蒸気圧の違いから、このエスプレッソマシンで淹れたコーヒーのみがエスプレッソだと本場イタリアでは定義されています。

エスプレッソマシンで気軽にエスプレッソを楽しみたい、という方は以下の記事を参考にしてください。

コーヒー作りにおすすめな道具5選

ここではコーヒーを淹れる際におすすめな器具を紹介していきます。

以下2つの観点から選んだので、ぜひ参考にしてください。

  • コスパに優れていること
  • 初心者でも簡単に扱える

【コーヒーメーカー】パナソニック NC-A56

出典:Panasonic

日本の大手家電メーカーであるパナソニックが提供しているコーヒーメーカー「NC-A56」。

こちらの商品は、コーヒー豆の粉砕からミルの洗浄まで全自動で行えるため、簡単にコーヒーを淹れることができます。

また沸騰浄水機能で水のカルキを90%以上カットしてくれるため、コーヒー本来の香りを邪魔することがありません。

家庭でも気軽にコーヒーを淹れたい方にはピッタリの機種です。

【コーヒーメーカー】ハリオ V60珈琲王2 コーヒーメーカー

出典:HARIO

耐熱ガラスメーカーのハリオを手掛ける「V60珈琲王2 コーヒーメーカー」。

この商品は、ハンドドリップに近い味わいを追及した機種でおいしいコーヒーの条件がプログラミングされています。

また3つのボタンを押すだけなので、余計な手間がかかりません。

高品質で扱いやすいコーヒーメーカーを探している方に頼もしい1台です。

【エスプレッソマシン】ユーラ E6

出典:JURA

高品質でデザイン性にこだわった全自動エスプレッソ・コーヒーマシンを開発するユーラ社の「E6」。

独自のシステムでコーヒーの種類に合わせた抽出時間を設定してくれるため、おいしい1杯を楽しむことができます。

また自動フィルター検知システムやメンテナンス機能を搭載しているので、コーヒーの風味を損なわず、常に清潔な状態を保てるのが嬉しいですね。

シンプルかつ、高機能な機種が欲しい方には強い味方になります。

【ウォーターサーバー】フレシャス フレシャス・デュオ

dewoの外観

高品質な天然水を提供するフレシャスのウォーターサーバー「フレシャス・デュオ」。

この機種は世界的に有名なプロダクトデザイナーである安積伸氏が手がけており、スタイリッシュでありながら、どんな部屋にもマッチするデザインです。

軽量ウォーターパックが採用されているため、水交換が簡単に行えます。

またウォーターパックを小さく畳んで捨てるだけなので、ゴミの処分も簡単です。

デザイン性が高く、使い勝手がいいウォーターサーバーを探している方におすすめします。

【ウォーターサーバー】プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ(ロングタイプ/ショートタイプ)

スリムサーバーⅢロングタイプの外観

安全とおいしさにこだわるプレミアムウォーターのスタンダードなウォーターサーバー「スリムサーバーⅢ」。

このサーバーに採用されているボトルは水を使う度に収縮していく構造なので、外部の空気が入りづらく衛生的に使えます。

さらに横幅約27cmとコンパクトなサイズなので、きっと置き場所に困らないでしょう。

1人暮らしの方から家庭がある方まで、幅広いライフスタイルの方に活躍する機種です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はコーヒーと水の基礎知識やコーヒー作りに役立つ商品6選などを紹介しました。

もう一度、おさらいすると重要な点には以下の3つがあげられます。

ここがポイント

  • 水の成分や硬度によりコーヒーの味が変わる
  • ウォーターサーバーはコーヒーに最適な水の条件を満たしている
  • コーヒー豆の焙煎の度合いがコーヒーの味や香りに影響を与える

この記事を参考にこだわった水でおいしいコーヒー作りに挑戦してみてくださいね。

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