天然水とRO水あなたに向いているのはどっち?


ウォーターサーバーや市販されている水を選ぶ時に、

「天然水とRO水って何?」
「どんな違いがあるんだろう」

などと気になった方も多いはず。

そこでこの記事では、天然水とRO水の特徴の比較や、それぞれの水が最適な方の特徴などについて、詳しく説明します。

水の特徴を知ることは、あなたに合う水を選ぶ時の手助けになるので、ぜひ読み進めてみて下さいね。

天然水とRO水の違いは何?

水は、次の2種類に大きく分けられます。

  • 天然ミネラルを含んだ「天然水
  • RO膜処理された「RO水

2つの水の主な違いを、下表で比較してみたので確かめてみましょう。

天然水 RO水
採水地 厳選された水源 水道水や河川の水など
※原水を問わない
除菌・殺菌処理 ▼沈殿
▼ろ過
▼加熱殺菌
▼RO(逆浸透膜)処理
▼オゾン・紫外線の照射
安全性
硬度 軟水から硬水まで様々 軟水が多い
ミネラル 自然由来 ▼人工的に添加
▼含まれていない水もある

RO(逆浸透膜)処理は、水中の不純物だけではなくミネラル成分も除去する細かいフィルターを通す処理です。

そのため、安全性が非常に高いと言えます。

一方で天然水は、水質汚染がない安全な水源で採水される上、おいしさも保てるろ過や沈殿、加熱殺菌以外の処理をおこなわない水です。

つまり、どちらの水も、安全性に問題はありません。

天然水は自然由来の水であり、RO水は人工的に作られた水なのです。

知っておきたい4タイプの水の種類

2種類の水をさらに細かく分類すると、以下の4種類に区分されます。

  1. ナチュラルウォーター
  2. ナチュラルミネラルウォーター
  3. ミネラルウォーター(デザインウォーター)
  4. 純水(ピュアウォーター)

ここでは、それぞれの水の区分方法や品質基準を、詳しく紹介するのでぜひ目を通してみて下さい。

【天然水】ナチュラルウォーター

ナチュラルウォーターの特徴を、以下の表にまとめました。

特徴 ▼特定の水源から採取された地下水
▼ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理がされていないもの
▼ミネラルの含有量が少ない
処理方法 沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない

ナチュラルウォーターは、ミネラル成分が少なく硬度が低い天然水です。

そのため、採水地はかなり限定されています。

ナチュラルウォーターを取り扱っている代表的なウォーターサーバーは、「アクアセレクト」などです。

【天然水】ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターの特徴は、以下の表のとおりです。

特徴 ▼鉱泉水などの水源から採取された水
▼水源由来の自然なミネラルが溶け込んでいる
▼様々な硬度の天然水が楽しめる
処理方法 沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない

ナチュラルウォーターと違い、ナチュラルミネラルウォーターはミネラルの含有量が多い水があります。

一般的に販売されている天然水は、ナチュラルミネラルウォーターがほとんどです。

ナチュラルミネラルウォーターが飲めるウォーターサーバーは、

など、多くのメーカーで取り扱っています。

ナチュラルミネラルウォーターが主流の4つの理由

先述したように、現在、飲み水として流通しているのは、ナチュラルミネラルウォーターが中心です。

それには、以下4つのような理由が考えられます。

  • 硬水や軟水など様々な硬度の水が楽しめる
  • ミネラルの味がして飲みごたえがある
  • ミネラル成分の美容・健康効果が期待できる
  • 採水できる水源が多い

一方で、硬度の低いナチュラルウォーターは、料理や飲み物に使いやすいだけでなく、赤ちゃんのミルクや離乳食作りも安心して使用できます。

今後は、ナチュラルミネラルウォーターだけでなく、ナチュラルウォーターの需要も増えてくるでしょう。

【RO水】ミネラルウォーター(デザインウォーター)

複数の天然水をブレンドした水やミネラル調整がなされた天然水も、ミネラルウォーターと呼ばれます。

しかしここでは、ミネラルを含むRO水について説明します。

特徴は、次の通りです。

特徴 ▼RO膜処理が施された水に、ミネラルを添加した水
▼原水は天然水や水道水などで、特に決められていない
処理方法 RO膜でミネラルや不純物、細菌などを全て取り除き、ミネラルを添加する

ミネラルウォーターのRO水は、次の2社など多数のメーカーで利用することが可能です。

ミネラルを自由に添加できることから、「デザインウォーター」と呼んでいるメーカーもあり、水の硬度は様々です。

【RO水】純水(ピュアウォーター)

純水と呼ばれる水の特徴は、次の表をご覧下さい。

特徴 ▼RO膜処理を施した水
▼不純物が取り除かれているので純度が高い
▼ミネラルがほとんど含まれていないため硬度が1mg/L程度の水が多い
処理方法 RO膜でミネラルや不純物、細菌などを全て取り除く

純水は、ピュアウォーターとも呼ばれ、硬度がかなり低い軟水なので口当たりがよく飲みやすいです。

ミネラルウォーターと同じく、RO膜処理をされる水は原水が定められていません。

そのため、天然水に限らず水道水などが使われる場合もあります。

純水が飲めるウォーターサーバーは

などの2社が代表的です。

天然水・RO水のウォーターサーバーと水道水を比較してみた

ここでは、私たちの身近なところにある次の3つの水の特徴を比較した結果を紹介します。

  • 天然水
  • RO水
  • 水道水

それぞれの違いを、以下の表で確認してみましょう。

天然水RO水水道水
※地域差あり
ニオイ
なし
なし
塩素臭あり
採水地特定の水源特定されていない▼河川
▼ダム湖
▼湖沼
▼地下水 など
除菌・殺菌処理 ▼沈殿
▼ろ過
▼加熱殺菌
▼RO(逆浸透膜)処理
▼オゾン・紫外線の照射
▼塩素消毒
▼急速ろ過
▼緩速ろ過
▼膜ろ過
価格約150~160円/L約50~100円/L約0.1~0.4円/L
不純物
なし
なし
含んでいる場合がある
料理
赤ちゃん

※軟水は◎
お手入れ
必要
必要
なし
※表示価格はすべて税抜

天然水やRO水に変わらず、ウォーターサーバーの水は厳しい安全基準をクリアしたものばかりです。

水道水の安全基準は、厚生労働省によって細かく定められています。

しかし、有害物質の基準値が「○%以下」とされている項目が多く、まったく含まれていないわけではありません。

健康被害が出ない程度だとしても、少しでも安全性が高い水を選びたい時には、ウォーターサーバーの水を選んだ方がいいでしょう。

ウォーターサーバーの天然水・RO水をコストで比較

天然水とRO水では、どちらがリーズナブルなのか気になりますよね。

そこで、次の2社のウォーターサーバー料金を比較しました。

  • 天然水のA社
  • RO水のB社

比較結果は、下表で確かめてみて下さい。

A社
(天然水)
B社
(RO水)
水代 12L…1,900円/本 12L…1,200円/本
月額最低コスト 約4,265円~/月 約2,900円~/月

このように一般的には、天然水よりRO水の方が安く購入出来ます。

これは、いかに厳選された環境で天然水を採水して商品化するのが、大変なことかを表しています。

また、多くの場合ボトルは、

を採用しています。

このため、ボトルを量産するコストがかからないというのもRO水の方が安い理由のひとつです。

なお、お手頃価格で使えるウォーターサーバーを、以下の記事にて紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さい。

天然水とRO水どっちがいいの?

家庭用ウォーターサーバーや、ペットボトルの水は、水道水と違い塩素などの薬品を使用していません。

そのため安心感があり、水本来の味を楽しめるのが醍醐味です。

しかし、水の種類を選ぶ時、天然水とRO水のどちらを選べばいいか迷っている方も多いはず。

そこで次の図に、天然水とRO水のそれぞれが向いている方の特徴をまとめました。

天然水RO水
  • 自然の水の味を楽しみたい方
  • ミネラルをしっかり摂取したい方
  • 様々な硬度の水を試したい方
  • 安全性の高い水を求める方
  • 純水・軟水を飲みたい方
  • コストを抑えたい方

水選びで悩んでいる方は、こちらを参考にすると決めやすくなるでしょう。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

まとめ

今回は、天然水とRO水の特徴や、コスト面での比較などを紹介しました。

この記事の大切なポイントをまとめると、次の3つがあげられます。

ここがポイント

  • 天然水もRO水も安全性に問題はない
  • 天然水は自然由来のミネラルが豊富でおいしい
  • RO水はお手頃価格で利用することができる

天然水もRO水も、上質でおいしい水に変わりありません。

どちらの水にするか悩んだ時には、ぜひこちらの記事を参考にあなたにぴったりの水を選択して下さいね。