硬水のミネラルウォーターを飲む時に役立つ5つのポイント

硬水のミネラルウォーター

今、水道水を使わずウォーターサーバーや、ネットなどで水を購入する方が増えています。

中には硬水のダイエット効果などに期待し、注目している方も多いです。

しかし、

「硬水ってどんな水かわからなくて手が出せない」
「いろいろ種類があるけど、どれがいいの?」

など疑問を持つ方もいますよね。

そこで今回は、ミネラルウォーターの硬水とはどんなものなのか、おすすめの硬水やおいしく飲むコツなど詳しく紹介していきます。

これを読めば、きっとお気に入りの硬水が見つかるはずですよ!ぜひ読み進めてくださいね!

硬水ってどんな水?

硬水と言っても、どんな水なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ミネラルウォーターの中には、軟水・中硬水・硬水の3つの種類に分かれていて、マグネシウムとカルシウムが含まれる量によって分類されます。

ミネラルが少ないものが軟水、逆に多くミネラルが含まれているものが硬水であり、その中間が中硬水になります。

WHO世界保健機関が定めるそれぞれの高度の基準値については、次の表を参考にしてくださいね。

水の種類 硬度
軟水 0~100mg/L未満
中硬水 100mg~300mg/L
硬水 300mg/L以上

硬水は、マグネシウムが多く含まれているため、口当たりとしてはしっかりとしたものになります。

そのため、軟水に慣れている方の中には、飲み込みにくいと感じる方も少なくないです。

軟水と硬水の中間にあたる中硬水であれば、少々飲みにくさを感じつつも、硬水よりも飲みやすいでしょう。

硬水と軟水では、それぞれ特徴や含まれる成分が違うので、使い分けるという方法もあります。

次の記事も参考にしてみてくださいね。

世界中のミネラルウォーターが分かる!硬水の硬度ランキングTOP10

ミネラルウォーターの硬度は採取する地域によって大きく異なり、日本では軟水がほとんどであるのに対し、ヨーロッパでは硬水が多く採水されます。

そこで、各国の硬水の硬度を次の表にランキング形式でまとめました。

  商品名 硬度 炭酸 無炭酸 原産国
1位 ドナウォーター 5169mg/L × スロベニア
2位 天海の水 海の深層水 2500mg/L × 日本
3位 ベラフォンタニス 1864mg/L × ドイツ
4位 エパー 1849mg/L × フランス
5位 エンジンガー・スポルト 1828mg/L ドイツ
6位 クールマイヨール 1612mg/L × イタリア
7位 ハイドロキシダーゼ 1506mg/L × フランス
8位 コントレックス 1468mg/L × フランス
9位 ラストチカ 1445mg/L × ロシア
10位 ゲロルシュタイナー 1310mg/L × ドイツ

ランキングからも、硬度が高いミネラルウォーターは、ヨーロッパ地方で採水できるものがほとんどだとわかりますね。

そんな中でも、日本の「海の深層水」がランキング2位を取っていることが驚きです。

しかし「海の深層水」はその名の通り、海水からミネラルウォーターを作っています。

日本では山から採水できるミネラルウォーターは軟水が多く、やはりナチュラルミネラルウォーターで硬水を求める場合は、ヨーロッパ地方が独占状態でしょう。

知っておきたいミネラルウォーターの選び方

多くのメーカーから販売されている硬水ですが、中にはどうやって選んだらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、硬水の選び方についてふれていきます。

ぜひ参考にしてください。

硬度を確認する

先に少しふれましたが、カルシウムとマグネシウムが多ければ多いほど、硬度は高くなります。

1Lの水に対して、マグネシウム量が多ければ、それだけしっかりとした喉通りの水に感じ、少なければ少ないほど、のど越しのやわらかな水になるのです。

そのため、マグネシウムが含まれる量によって大きく飲みごたえが変わるので、硬水独特の口当たりが苦手という方は、できるだけマグネシウムが少ないのを選ぶといいでしょう。

成分に注目!

硬水を購入する前に、その成分にも注目してみましょう。

天然水は、採水される場所によってサルフェートやシリカ、バナジウムなどといった含まれる成分が違います。

シリカは美肌に、サルフェートとは新陳代謝を向上させるなどそれぞれ働きが違うので、硬度だけではなく含まれる成分を重点として選んでみてはいかがでしょうか。

天然水に含まれる成分については、下記で詳しく紹介しているのでぜひ読んでみてくださいね。

無炭酸水と炭酸水がある

天然水と聞くと、日本では無炭酸水を思い浮かべる方も多いですよね。

海外では、炭酸水が入った天然水も多く見受けられます。

そのため、海外製品の硬水は炭酸入りのものが多くあり、炭酸が苦手という方は、無炭酸の硬水を選ぶようにしましょう。

しかし、炭酸水は硬水の難点でもある、飲みにくさを軽減させてくれるだけではなく、炭酸によって満腹感を得ることができるので、食欲を抑える効果も期待できます。

もし硬水が飲みにくい場合は、炭酸水で挑戦するのもおすすめです。

ボトルデザインにもこだわってみよう

販売されている硬水には、色やデザインにこだわったものが数多くあります。

おしゃれなボトルは、持っているだけでファッションアイテムの一つになったり、リメイクすることで流行のインスタ映えするなど、幅広く活躍してくれるでしょう。

もしどの硬水を選んだらいいのか迷ったら、おしゃれなボトルを探してみるのもいいですね。

おしゃれなボトルの活用法については、次の記事もチェックしてみてくださいね。

日本でも買える!おすすめな硬水のミネラルウォーター8選

硬水を求めている方の中には、「海外の硬水なんて簡単に購入できるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

そこで、日本でも購入できる硬水を次の3つのポイントに絞り、おすすめの硬水を厳選しました。

  1. 国内の店頭や通販で買える
  2. 硬度300mg/L以上
  3. 上質な天然水が飲める

スーパーからネットショッピングで購入できるものまで幅広く紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

【硬度400mg/L】ペリエ

原産国 フランス
飲みやすさ ★★★★☆
主成分 ▼カルシウム…155mg/L
▼マグネシウム…6.8mg/L
▼ナトリウム…11.8mg/L
▼カリウム…1.3mg/L
※飲みやすさは主成分を基準に算出しています

「ペリエ」の水源地である南フランスのヴェルジェーズは、1863年より水源地として運営を許可され、約160年もの歴史があります。

また水源地付近は、環境保護区として守られていて、高い品質を維持しているのです。

今では世界140カ国もの国々で飲まれているペリエは、グリーンのペットボトルや瓶が特徴であり、日本のスーパーでもよく見かけますね。

ペリエは、ほど良い炭酸と癖のない味に定評があり、食事中に飲む飲料としてもおすすめです。

【硬度1,648mg/L】コントレックス

原産国 フランス
飲みやすさ ★☆☆☆☆
主成分 ▼カルシウム…486mg/L
▼マグネシウム…84mg/L
▼ナトリウム…9.1mg/L
▼カリウム…3.2mg/L
▼サルフェート…1187mg/L
※飲みやすさは主成分を基準に算出しています

「コントレックス」の歴史は古く、1760年ころからフランスのコントレックスヴィルに湧くミネラルウォーターに注目したのが始まりです。

フランスでは、厚生省によってフランス初のナチュラルミネラルウォーターとして公認されたのも、コントレックスになります。

  硬水独特の強い飲みごたえを感じる方も多いですが、コントレックスは牛乳1本分相当のカルシウムと、アーモンド約10粒分のマグネシウムを含みます。

ダイエットに不足がちなミネラルを補給してくれるので、体全体をケアしつつダイエットを目指す方に最適でしょう。

【硬度427mg/L】ガルバニーナ

原産国 イタリア
飲みやすさ ★★★☆☆
主成分 ▼カルシウム…128.7mg/L
▼マグネシウム…23.3mg/L
▼ナトリウム…34.2mg/L
▼カリウム…1.9mg/L
▼サルフェート…68.6mg/L
※飲みやすさは主成分を基準に算出しています

「ガルバニーナ」は、イタリア北部のサンロレンツォ山の頂上にある源泉から採取しています。

ブルーのガラス製のボトルが特徴のガルバニーナは、食事をする上でもその存在感がディナーをロマンティックにしてくれるでしょう。

ガルバニーナには、カルシウムなどの他にも硫酸塩や重炭酸塩が多く含まれています。

肌の調子が悪いときや、胃腸の調子を整えたいなど、体のメンテナンスをしたいという方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

【硬度1,310mg/L】ゲロルシュタイナー

原産国 ドイツ
飲みやすさ ★★★☆☆
主成分 ▼カルシウム…360mg/L
▼マグネシウム…100mg/L
▼ナトリウム…120mg/L
▼カリウム…10~18mg/L

ドイツの支部アイフェル地区で採水される「ゲロルシュタイナー」は、ドイツでは有名なナチュラルスパークリングミネラルウォーターです。

冷やして飲むことで硬水独特の癖を感じにくくなるため、お酒やカルピスを割ったりといった楽しみ方もできるのも、ゲロルシュタイナーの特徴でしょう。

炭酸も強めなので、刺激のある炭酸水が好きという方におすすめです。

【硬度1,612mg/L】クールマイヨール

原産国 イタリア
飲みやすさ ★★☆☆☆
主成分 ▼カルシウム…530mg/L
▼マグネシウム…70mg/L
▼ナトリウム…0.8mg/L
▼カリウム…2mg/L
▼サルフェート…1480mg/L
※飲みやすさは主成分を基準に算出しています

「クールマイヨール」は、アルプス山脈のモンブランの麓に源泉を持ち、フランスではダイエットミネラルウォーターとして有名な天然水です。

5Lで成人女性1日分のカルシウムを補えるほど、カルシウムが豊富であることや、マグネシウムが約40%程度補えるため、美容に関心のある女性達に高い評価を受けています。

クールマイヨールは、カルシウムが不足しがちな人にはぜひ試してみてほしい硬水です。

【硬度304mg/L】エビアン

販売価格 500mL…130円(税抜)
飲みやすさ ★★★★☆
主成分 ▼カルシウム…80mg/L
▼マグネシウム…26mg
▼ナトリウム…7mg/L
▼カリウム…1mg/L
※飲みやすさは主成分を基準に算出しています

「エビアン」は、フランスのアルプス北麓に降る雪や雨が、15年もの歳月をかけてろ過されて、エビアン・レ・バンの源泉へたどりついたナチュラルミネラルウォーターです。

コンビニの飲料コーナーで見かけたことがある方も多いですよね。

一瞬の空気にも触れず採水されるため、天然のおいしさそのまま味わうことができます。

硬水に手を出しづらいという方も、まずはエビアンから試してみてはいかがでしょうか。

【硬度253mg/L】ソランデカブラス

販売価格 500mL…140円(税抜)
飲みやすさ ★★★★☆
主成分 ▼カルシウム…59.4mg/L
▼マグネシウム…25.6mg
▼ナトリウム…5.1mg/L
▼カリウム…1.1mg/L
※飲みやすさは主成分を基準に算出しています

コンビニはナチュラルローンでしか扱っていない「ソランデカブラス」は、スペインのクエンカにある源泉から採水されています。

そして、降った雨水などが400年もの時を経て湧き上がるこちらの水は、2000年以上前のローマ時代から多くの王族が訪れるほど治癒力の高い名水の一つとして知られていました。

ソランデカブラスは、カルシウムとマグネシウムがほどよいバランスで含まれている中硬水で、「硬水はちょっと・・・」と思う方でも口当たり柔らかく飲むことができるでしょう。

 一度硬水に挑戦して合わないと感じた方にも、ぜひ味わってほしい一品です。

【硬度150mg/L】ファミマの天然水霧島

販売価格 600mL…93円(税抜)
飲みやすさ ★★★☆☆
主成分 ▼カルシウム…32mg
▼マグネシウム…18mg/L
▼ナトリウム…26mg/L
▼カリウム…8mg/L
※飲みやすさは主成分を基準に算出しています

ファミリーマートよリ、中硬水の天然水「霧島の天然水」が限定発売されています。

宮崎県にある霧島山系の地層に降った雨が、20年もの時を経てミネラル分を含んだ湧き水になった天然水です。

霧島山系は、きれいな水がある場所のみに発生する蛍の生息地としても知られている点を考えると、とても良質な湧き水であることがわかりますね。

こちらも中硬水になるので、硬水は苦手という方も気軽に試すことができおすすめです。

硬水を飲むときの5つのポイント

「硬水は飲むときに詰まる感じがする」
「硬水を飲むとお腹の調子が悪くなる」

など、硬水に対してマイナスイメージも多いです。

しかし、そのマイナスイメージも、飲み方などによって軽減することもできます。

そこで次は、硬水を飲むためのポイントを5つ紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 飲むときの温度

硬水に限らず、水は温度によって味が大きく変わります。

多少おいしくないと感じる水でも、グンと冷やすことによって問題なく飲めるなど、温度はとても重要です。

硬水のように、飲みにくさがある水でも、10~12度程度まで冷たくすることによって、飲みやすく感じることもあります。

炭酸入りの硬水であれば、8度程度まで冷やすといいでしょう。

ただし、冷たい硬水を飲みすぎると体を冷やしてしまうので気を付けてください。

2. 1日の摂取量に気を付けよう

硬水は、ミネラルを多く含むため体にいいとされています。

しかし、何事も“しすぎ”は禁物です。

確かに、ダイエットや便秘の解消に期待できますが、マグネシウムの過剰摂取により軟便や下痢、カルシウムの過剰摂取によって、尿路結石を起こす原因にもなります。

厚生労働省では、飲み水としての摂取量を約1.2L/日が目安としています。

飲み水を硬水で摂取する場合は、1.2Lを限度に飲むようにしましょう。

3. 徐々に硬度をあげる

硬水を初めて飲む場合、お腹を壊しやすいです。

通常日本人は、軟水を多く飲んでいます。

そこで急に多くの硬水を飲んだ場合、それだけ体に負担がかかり、結果マグネシウムが悪く働いてしまって、お腹の調子を壊すという結果になることが多いのです。

初めて硬水にトライする方は、一度に硬度の高い水を選ぶのではなく、まずは硬度が比較的低めの軟水から始め、中硬水、硬水と硬度を上げていくことで体が硬水に慣れてくれます。

いきなりその日から、すべての飲み水を硬水に変えてしまっては体も驚いてしまうので、まずはウォーミングアップから始めるのがいいでしょう。

4. 硬水を飲む時のグラス選びに一工夫

硬水を飲むときのグラス選びも大切です。

冷蔵庫から出してボトルのまま飲むという方も多いでしょう。

しかし、グラスに移して飲むことで感じる風味はグンと変わってきます。

特に炭酸入りの場合は、グラスによって泡立ちが断然違い、一味も二味も変わってくるのです。

その際に使うグラスは、直接手の温度が伝わらない脚付きのワイングラスをおすすめします。

また、無炭酸のものは口が開いたタイプのグラスを使うと、よりおいしく感じるでしょう。

ただの水として飲むよりも、グラスに移すことで雰囲気も変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

5. 赤ちゃんや子供には与えない

硬水は、赤ちゃんや子供に飲ませないようにしましょう。

ミネラルは体にいいとされていますが、まだ身体が未発達な赤ちゃんや子供の消化器官にとって刺激が強く、下痢や嘔吐といった症状が出ることがあるのです。

また、粉ミルクを利用している場合、硬水を使用することによって栄養バランスを崩してしまう原因にもなってしまうので、硬水は使用せず軟水を使うようにしましょう。

なお、赤ちゃんや子供に適した水などについては、以下の記事もあわせて目を通してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、硬水の特徴やおすすめの飲み方など詳しく紹介しました。

硬水について重要なポイントとしては次の3つです。

ここがポイント

  • 硬水はダイエットと便秘解消が期待できる
  • 硬水を飲み始めるには、低い硬度から段階を追って進めるのがおすすめ
  • 硬水は赤ちゃんや子供に飲ませない

「硬水を利用して便秘を解消したい」
「飲みやすい硬水を探している」

といった方は、この記事を参考に硬水ライフを始めてみてくださいね。

きっと今まで苦手と感じていた硬水も、飲み方ひとつで飲みやすいと感じるでしょう。