介護やスポーツなどで大活躍する2つの「食べる水」を紹介

食べる水ってなに?
皆さんは、「食べる水」と聞いて、

「食べる水ってどんなものだろう」
「家で手作りできるのかな?」

など、気になることがたくさん出てきますよね。

そこでこの記事では、水を食べて楽しむアイテムや作り方などを紹介します。

こちらをチェックすると、今までにない感覚で水を摂取できる製品を知ることができるので、ぜひ読み進めてみて下さい。

食べる水ってなに?

水は、一般的にコップやボトルなどの容器から口に注ぎ、飲むことで体内に取り入れます。

しかし近年では、水を「食べる」ことで水分補給したり、楽しめる製品が数々登場しているのです。

食べる水と言われているのは、以下2タイプなどです。

  • スポーツや介護などでの水分補給に使うタイプ
  • スイーツとして楽しむタイプ

このように、「食べる」という常識にとらわれない水の新しい摂取方法は、様々なシーンで活躍しています。

スポーツや介護の現場で活躍する食べる水

食べる水は、スポーツや介護などでの水分補給をサポートすることが可能です。

例えばマラソンの給水ポイントでは、ランナーが片手で取りやすい上、ゴミが減る点などのメリットから、容器ごと食べられるタイプが活用されています。

また介護の現場で食べる水を用いると、液体の摂取が難しい方に水分補給をさせる時にとても便利です。

とろみをつけた水や容器ごと食べられる水は液体に比べて摂取しやすいため、介護が必要な方だけでなく介護をする方へのサポートにもつながります。

容器なしで持ち運べる水「Ooho!」


「Ooho!(ダブルオーホー)」は、ゴミとなるペットボトルなどの容器なしで携帯できる水です。

この製品は、イギリスの国立美術大学「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」に当時在籍していた学生が、2014年に開発しました。

水を包んでいる容器は、植物や海藻などから採れた天然素材でできているので食べられます。

また、ペットボトルなどとは違い分解しやすい容器のため、ゴミになっても低コストで処理することが可能です。

Ooho!は、環境への負担を軽減することに役立つ、次世代の水といえます。

水以外への活用も始まっている

最近では、Ooho!の開発が進み、水だけでなく持ち運べるジュースやお酒、さらにはソースなど製品のバリエーションが増えています。

水だけでなく様々な食品がOoho!になれば、地球の環境保護に大きく貢献するでしょう。

「Jelly Drop」は水分補給の介護をサポートする

Jelly Drops(ゼリードロップ)という、食べられる膜の中に色鮮やかな水が入った、まるでキャンディーやグミのような製品があります。

この製品は、イギリス人のある男性が、認知症を患う祖母の水分補給をサポートするために開発しました。

ゼリードロップの約90%は、水分でできています。

一口サイズのため、介護をする方が与えやすく、介護を必要とする方も食べやすい設計です。

また6種類の味があるので、水分補給が難しく脱水症状になりやすい認知症の方も、楽しく水分補給することができます。

食べる水を自宅で作ってみよう!

前述したOoho!やJelly Dropsのような、食べる水を食べてみたいという方も少なからずいるでしょう。

実は、

  • アルギン酸ナトリウム水溶液
  • 乳酸カルシウム水溶液

の2つを合わせ化学反応させると、1つ1つが表面が膜で覆われた水を作ることができます。

こちらで詳しい作り方を紹介するのでぜひチェックしてみて下さいね。

必要な材料・道具と簡単な作り方

用意するものを以下の表にまとめました。

道具
ハンドミキサー ボウル(深さのある容器)×3つ 製氷皿
材料
食用アルギン酸ナトリウム…小さじ1 食用乳酸カルシウム…小さじ1/2 水A…400mL
水B…800mL 水C…ボウル1杯分

食用アルギン酸ナトリウムと食用乳酸カルシウムは、通販などで購入することができます。

ちなみに水は、ウォーターサーバーの水やミネラルウォーターなどの、おいしくて安全な水を使うといいでしょう。

作り方は次の通りです。

  1. 水Aに食用乳酸カルシウムを加えハンドミキサーで混ぜる
  2. 気泡がなくなったら水Aを製氷皿に流し込み冷凍する
  3. 水Bに食用アルギン酸ナトリウムを加えハンドミキサーで混ぜる
  4. 凍った水Aを水Bに入れ数分待つ
  5. 水Aを水Cに移し水Aが完全に溶けたら取り出す

参考:[必見!]持ち運べるお水を美味しく作る方法ー自由研究に最適

中身になる乳酸カルシウム水溶液に、砂糖を加えたり希釈して飲むジュースなどを加えてみてもいいでしょう。

こちらの方法で、オリジナルの食べる水作りにチャレンジしてみて下さいね。

乳酸カルシウムとアルギン酸ナトリウムは、必ず食用を用意しましょう。

スイーツとして楽しむ食べる水3選

これまで本記事で紹介した、「Ooho!」や「Jelly Drops」はどちらも海外の製品ですが、「食べる水を日本で食べてみたい!」という方も多いでしょう。

そんな方におすすめしたいのは、水を食べて楽しむスイーツです。

ここでは以下3つの観点から厳選した商品を3点紹介します。

  1. 国内で食べられる
  2. 水の味を楽しめる
  3. 見た目が美しい

ぜひ目を通してみて下さい。

金精軒 「水信玄餅」(山梨県)

価格(税込) 500円
持ち帰り ×

山梨県北杜市白州町にある「金精軒(きんせいけん)」の「水信玄餅」。

南アルプスに囲まれた山梨県北杜市白州町では、おいしくて良質な天然水が取れるため「サントリー天然水」などから採水地として選ばれています。

水信玄餅は、そんな南アルプスの天然水を寒天のみで固めたシンプルな和菓子です。

柔らかな食感と天然水のおいしさが閉じ込められた美しい逸品を、ぜひ一度堪能してみて下さい。

味甘CLUB 「天使の涙」(東京都)

価格(税込) ▼単品…700円
▼セット…1,000円
持ち帰り ×

「味甘CLUB」の「天使の涙」は、東京都渋谷区で頂けるスイーツです。

ミネラルウォーターと海藻の成分を使って作った天使の涙は、透明度が高く非常に美しい見た目をしています。

天使の涙は水そのものの味を楽しめますが、甘さが欲しい時はトッピングされている黒蜜やきなこと一緒に頂くことがおすすめです。

ニフレル 「食べる水」(大阪府)

価格(税込) 250円
持ち帰り ×

大阪府吹田市にある施設「ニフレル」内にあるカフェにて数量限定販売されている「食べる水」。

透明なゼリー状の水がゴム容器に入っており、爪楊枝で容器を割って中身を出して食べます。

食べる水の原材料は、

  1. 砂糖
  2. ゲル化剤(ゼリーのように固める物質)

の3つで、とてもシンプルです。

なお、ニフレルが混雑する土日祝日や夏休みシーズンなどは、食べる水が完売していることもあるので覚えておきましょう。

【スイーツ版】食べる水の気になる作り方を紹介!

先述した「ニフレル 「食べる水」(大阪府)」の原材料を参考に次の3点をそろえると、食べる水を家庭でも作ることができます。

  1. 水(ミネラルウォーターなど)
  2. 甘い調味料(砂糖など)
  3. ゼリーの素(ゼラチンやアガーなど)

ゼリーの素は、透明度の高い食べる水を作りたい場合、アガーを使うことが最適です。

以下でアガーを使った、食べる水の簡単なレシピを紹介します。

自宅で再現!食べる水の作り方を紹介

用意するものは、以下7点です。

材料
ボウルなどの器 泡立て器 お好みの型
(ドーム型がおすすめ)
アガー…5~7g 天然水…300mL 砂糖…40~50g

アガーと砂糖の量は、お好みの硬さと甘さに合わせて調節して下さい。

アガーは、使用量が多いほと硬くなります。

次に、作り方の手順の紹介です。

  1. アガーと砂糖をボウルで混ぜ合わせる
  2. 鍋に天然水を入れる
  3. ②に①を2~3回に分けて混ぜながら入れる
  4. 鍋を火にかけ沸騰させ約1分煮る
  5. 茶こしを通して容器に入れ冷やし固める

自宅で食べる水を作ってみたい方は、こちらを参考にぜひ挑戦してみて下さいね。

作った食べる水は、冷蔵庫で保管しできるだけ早めに食べるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、食べる水の特徴や食べて水分を摂取する製品などを紹介しました。

本記事の内容をまとめると、以下の4点があげられます。

ここがポイント

  • 食べることで水分補給ができる水がある
  • 食べる水はスポーツや介護などで活躍する
  • 日本には水をスイーツとして楽しめる店がある
  • 材料をそろえれば自宅でも作れる

Ooho!などの海外製品は、現時点で言うと日本で試すことが難しいでしょう。

しかし、この記事を参考にすれば、国内のお店を訪れたり自分で手作りするなどして、水を食べることができます。

皆さんも、食べる水で新感覚の水分補給を体験してみてはいかがでしょうか。