基準が異なる日本と海外のミネラルウォーター

基準が異なる日本と海外のミネラルウォーター
現在、日本では国内のみならずアメリカやヨーロッパなど様々な国のミネラルウォーターが売られています。

しかし、日本と海外で生産されるミネラルウォーターはどのような違いがあるのか、など気になっている方も多いでしょう。

そこでこの記事では、海外と日本のミネラルウォーターの違いや海外産のおすすめ商品などを詳しく紹介します!

こちらをチェックすることで、あなたの理想のミネラルウォーターを選ぶ手助けになるでしょう。

ぜひ読み進めてみて下さい。

海外では硬水が多く採れる!その理由は?

まずは、日本と海外で採れる水の違いについて説明します。

水はミネラルの量で3種類に分けられる

水の中に溶け込んでいるミネラルのうち、カルシウムとマグネシウムの含有量を示す数値を「硬度」と呼びます。

また、水は硬度によって次の3種類にわけられます。

水の種類 硬度
軟水 0~100mg/L未満
中硬水 100~300mg/L
硬水 300mg/L以上

日本は、硬度が低い軟水の水が採れますが、ヨーロッパやアメリカなどではミネラルが豊富な中硬水・硬水を中心に採水されています。

海外の水に硬水が多いワケは地形・地層の違いにあった!

ミネラルの含有量は、水が採れる地層により異なります。

次の表で、

  • 軟水が多い日本
  • 中硬水・硬水が多い欧米

の採水地の特長を比較してみたので、ご覧下さい。

日本欧米
  • 国土が狭く平野が少ない
  • ミネラルが少ない地層が多い
  • 水が地層に浸透している時間が短い
  • 国土が広く平野が多い
  • ミネラルが多い石灰岩の地層が中心
  • 水が地層に浸透している時間が長い

ミネラルの浸透
このようにヨーロッパやアメリカなどは、ミネラルが水に溶け込みやすい地形・地層になっているため、硬水がよく採れるのです。

海外でも軟水の需要はある?

日本では軟水、海外では硬水が好まれているイメージを持っている方も多いはず。

しかしミネラルが少ない軟水は、次の4つなどの理由によって、海外でも人気を集めています。

  • 味に癖がなく飲みやすい
  • 内臓への刺激が少なく赤ちゃんでも安心して飲める
  • 胃腸が弱い方の水分補給に向いている
  • 洗剤が泡立ちやすい

そのため、軟水のミネラルウォーターを好む方や、自宅に硬水を軟水に変える浄水器を設置している家庭も多いのです。

日本と海外のミネラルウォーターの定義の違い

日本のミネラルウォーターは、農林水産省が定めた「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン 」に基づき、次の4つに区分されます。

日本
ナチュラルウォーター 特定の水源から採水された自然由来のミネラル成分が僅かに溶け込んだ天然水
※浄水処理は沈殿、ろ過、加熱殺菌のみ
ナチュラルミネラルウォーター 特定の水源から採水された自然由来のミネラル成分が多く溶け込んだ地下水
※浄水処理は沈殿、ろ過、加熱殺菌のみ
ミネラルウォーター ミネラル成分の調整や、複数のナチュラルミネラルウォーターをブレンドした水
ボトルドウォーター 上記3つに該当しない飲用水
※水道水や蒸留水などもこれに含まれる

一方ヨーロッパのミネラルウォーターは、世界的な食品規格「コーデックス規格」により以下3つに区分されます。

ヨーロッパ
ナチュラルミネラルウォーター 以下5つなどの条件を満たしている地下水
▼採水地の環境保全がされている
▼公的機関の審査を受け承認されている
▼健康に有益だということが証明されている
▼ミネラルがバランス良く含まれ無添加である
▼空気に触れることなくボトリングされている
スプリングウォーター 特定の水源から採水された自然由来のミネラル成分が溶け込んだ地下水
プロセスドウォーター ろ過、加熱殺菌、ミネラル成分の調整などの加工が施された水

ヨーロッパでは、採水地や原水の安全性に強くこだわっています。

そのため、ミネラルウォーターであっても水道水であっても、塩素などの薬品を使って殺菌する処理が一般的ではありません。

なお、ヨーロッパの水道水の浄水処理などについては、次の記事にて詳しく説明しています。

海外のミネラルウォーターを選ぶ4つのメリット

海外から輸入されたミネラルウォーターの魅力として、次の4点があげられます。

  • 無添加・無加工の自然そのままの水が飲める
  • 豊富なミネラルを摂取できる
  • 国際的規格で承認された安全な水が飲める
  • ボトルがおしゃれ

現地にいかずとも、日本で各国のミネラルウォーターを楽しめる点は嬉しいですよね。

海外産のミネラルウォーターは、コンビニやスーパーなど身近な場所で買うこともできるので、様々な商品を飲み比べてもいいでしょう。

ちなみに、当編集部で4種類の国産天然水とフランス産の「コントレックス」を飲み比べしたレポートを、以下の記事で紹介しています。

あわせて読んでみて下さいね。

海外で採れた水が飲める!おすすめミネラルウォーター10選

ここでは、以下3つの観点から厳選した、海外産のミネラルウォーターを10品紹介します。

  1. 日本でも購入できる
  2. おいしい水が飲める
  3. 500mL以下の持ち運びしやすいサイズ

あなた好みのミネラルウォーターが見つかること請け合いなので、ぜひチェックしてみて下さい!

フィジーウォーター

フィジーウォーター

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
フィジー 106mg/L 330mL×36本…5,334円
※1本約148円

さわやかなブルーのパッケージが目を惹く「フィジーウォーター」。

厳しい環境保護政策がされているフィジーでは、天然水の放射能汚染や水質汚染の心配がありません。

106mg/Lの中硬水であるフィジーウォーターで、ミネラルをバランスよく摂取しませんか?

エビアン

エビアン330mL

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
フランス 304mg/L 330mL×24本…2,568円
※1本107円

「エビアン」は、フランスだけでなく世界中で愛されているミネラルウォーターです。

比較的カルシウムが多く含まれているため、エビアンを飲むことでカルシウムを補給することもできます。

エビアンは、日本国内のコンビニなどでも販売されているので、手軽に買えるミネラルウォーターがいい方に最適です。

ヴィッテル

ヴィッテル500mL

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
フランス 約315mg/L 500mL×24本…2,639円
※1本約110円

「ロンドンマラソン」や「ツールドフランス」など、世界的スポーツ大会の公式ドリンクとして選ばれている「ヴィッテル」。

赤いキャップとラベルが、水の透明感とのコントラストになっていてお洒落な点も魅力のひとつです。

またミネラルバランスが良く、「硬水なのにおいしい!」と好評なので、飲みやすさでミネラルウォーターを選びたい方はぜひ試してみて下さい。

ベラフォンタニス

ベラフォンタニス

出典:楽天市場
産地 硬度 価格(税抜)
ドイツ 1,864mg/L 500mL×18本…5,760円
※1本320円

「ベラフォンタニス」は、ここ数年で日本で人気を得ているドイツの炭酸水です。

カルシウムの含有量が、ヨーロッパの硬水の中でもトップクラスで、1L飲むと1日に必要なカルシウムを摂取できます。

また、カルシウムの甘味により飲みやすいので、より硬度の高い水に挑戦したい方は試してみてはいかがでしょうか。

クリスタルガイザー

CRYSTAL GEYSER(クリスタルガイザー)

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
アメリカ 67mg/L 500mL×24本…2,400円
※1本100円

アメリカ「シャスタ山」で採水された水を、新鮮な内にその場でボトルに詰めている「クリスタルガイザー」。

使われているボトルの重さが約12.5gと軽量なので、持ち運びがしやすいミネラルウォーターです。

生産時だけでなく日本に輸入された後の品質管理も徹底しているため、安全な水を飲みたい方にぴったりですよ。

ボルヴィック

ボルヴィック

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
フランス 60mg/L 500mL×24本…2,760円
※1本115円

「ボルヴィック」は、フランスで採れるミネラルウォーターには珍しい軟水です。

クセがなく喉に突っかかる感じがしないので、硬水を飲みなれていない日本人でもおいしく飲めます。

「海外のミネラルウォーターを飲みたいけど硬水は苦手…」という方は、ぜひボルヴィックを選んでみて下さいね!

コントレックス

コントレックス500mL

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
フランス 1,468mg/L 500mL×24本…4,680円
※1本195円

数あるミネラルウォーターの中でも、高い硬度を誇る「コントレックス」。

ミネラルを豊富に摂取できるため、便秘や吹き出物の解消のために飲むと言う方も多いです。

硬度が高い分、味にクセがあり「飲みにくい」と感じる方も多いですが、ミネラルの補給目的で水を探している方におすすめですよ。

サンベネデット

サンベネデット

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
イタリア 235mg/L 500mL×24本…2,743円
※1本約114円

古代からイタリアで愛されている、炭酸が含まれているナチュラルミネラルウォーター「サンベネット」。

炭酸が程よい強さの中硬水で口当たりが良く、イタリア国内を始め世界中の高級レストランのミネラルウォーターとしても選ばれています。

ごくごくと飲める炭酸入りのミネラルウォーターを飲みたい方は、サンベネットを検討してみて下さい。

サンペレグリノ

サンペレグリノ

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
イタリア 674mg/L 500mL×24本…3,390円
※1本約141円

「サンペレグリノ」は、1899年に創立したミネラルウォーターの老舗ブランドです。

「ヴィッシー」と呼ばれるグリーンのボトルは、デザイン性が優れていると高い評価を得ています。

汚染から守られている水源で採れたサンペレグリノの、ワンランク上の炭酸入りミネラルウォーターをぜひ体験してみて下さい。

ゲロルシュタイナー

ゲロルシュタイナー

※出典:Amazon.co.jp
産地 硬度 価格(税抜)
ドイツ 1,310mg/L 500mL×24本…3,600円
※1本150円

天然炭酸水の売上が、世界で1位を誇る「ゲロルシュタイナー」。

厳しい品質管理の元で生産されており、おいしい上に高品質なミネラルウォーターを楽しめます。

強い刺激の炭酸天然水なので、健康を意識してビールやジュースの代わりになるミネラルウォーターとしてもおすすめですよ。

海外のミネラルウォーターを選ぶ時の2つの注意点

海外のミネラルウォーターを飲む時は、以下2つなどに気を付けましょう。

  • 硬水を飲むとお腹の調子が悪くなることがある
  • 現地で買うより値段が高い場合がある

ミネラル成分が豊富な硬水は、内臓に刺激を与えて腹痛や下痢などを引き起こすことがあります。

また、同じ商品であっても生産国で買う方が安いことがほとんどです。

しかし、「海外のミネラルウォーターを選ぶ4つのメリット」にて先述したように、たくさんのメリットを得ることができます。

気になるという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、海外産のミネラルウォーターを選ぶメリットやおすすめ商品などについて、詳しく紹介しました。

本記事の大切なポイントをまとめると、次の3つがあげられます。

ここがポイント

  • 地形・地層の違いにより欧米の水は硬水が多い
  • ヨーロッパの天然水は厳しい規格をクリアしている
  • 国内で海外産のミネラルウォーターを飲めるが高額な品が多い

世界各国のミネラルウォーターが気になる方は、この記事を参考にいろんなミネラルウォーターを試してみて下さいね!