海外ではウォーターサーバーは一般的?

ウォーターサーバーは日本だけではなく海外でも使われています。

アメリカのウォーターサーバー事情

ウォーターサーバー発祥の地であるアメリカは水道のインフラも非常に発達しています。特にニューヨークなどの都市部の上水道の水質は世界有数で、そのまま飲むことが可能です。

しかし、水道がアメリカ全土に普及するより以前にすでに水を購入するのが一般的だったため、現在でも水道水をそのまま飲用する習慣はほとんどなく、ミネラルウォーターの購入やウォーターサーバーの導入が一般的です。

アメリカでのウォーターサーバーの普及率は?

アメリカでは50%の家庭でウォーターサーバーを導入しています。日本では10%に満たない状態なのを考えると驚異的な数字ですね。

もともと100年以上前にアメリカで誕生したウォーターサーバーは南西部の乾燥地帯を中心に使われ始めました。現在でも地方の買い物が不便な地域に住む家庭では多く使われています。

アメリカのウォーターサーバーの料金は?

50%の普及率の理由には日本と比べて格安の料金で利用できることが挙げられます。日本ではサーバーレンタル代と水の購入費を含めると、30リットル程度の消費量でも5000円以上が月々の相場になります。

ところがアメリカの場合は20リットルのガロンボトルが800円程で売られています。サーバー本体はホームセンター等で購入出来て12000円程度ですが、レンタル無料で使える場合もあります。その場合は月々100リットル使用したとしても4000円程度の月額費用になります。

アメリカのウォーターサーバーの水質など

アメリカのウォーターサーバーに使用される水はRO水が人気です。硬度がとても低いRO水は飲みやすいことに加え、水のミネラルが結晶化してサーバー内部を劣化させることが無いため、ウォーターサーバー用の水として向いていると言えます。

また、一般的にペットボトルで売られているボトルドウォーターにも複数種類のRO水があります。

ヨーロッパのウォーターサーバー事情

ヨーロッパではほとんどの地域が硬度200~400の硬水です。それを超える超硬水も珍しくなく、イタリアやフランスでは中硬水~超硬水までの様々なミネラルウォーターが生産されています。

ヨーロッパのウォーターサーバー普及率は?

ヨーロッパのウォーターサーバー普及率に関する詳しい情報はありませんが、どうやらボトル詰めされたミネラルウォーターを購入するのが一般的らしいです。

数年前までフランスのボルヴィックがウォーターサーバーを販売していましたが現在は取り扱いを辞めています。

理由としては硬水のミネラル分がウォーターサーバーの経年劣化を早めることが挙げられます。

また、ヨーロッパでは日本やアメリカほど水をそのまま飲むことをしません。コーヒーやお茶、もしくはアルコールの方が飲み物として一般的であるという背景もあります。

ヨーロッパのウォーターサーバーの料金は?

普及率も定かではないので今回調査出来ませんでしたが、主流となるミネラルウォーターの購入に関しては500mlのペットボトルのエビアンが70円程度の値段で売られているのが平均的らしいです。

ミネラルウォーターの二大生産国、イタリアとフランスのスーパーマーケットには日本が比較にならないくらいに様々な種類のミネラルウォーターが選べる上に比較的安価なので飲み比べて好みのものを選ぶのも楽しいでしょう。

また、硬水が体質的に合わない方のために軟水のミネラルウォーターも売られています。

ヨーロッパのウォーターサーバーの水質など

ミネラルウォーターにしても水道水にしてもほとんどが硬水なのがヨーロッパです。

硬水は石鹸や洗剤の泡立ちを悪くするなどのデメリットがあるため、地域によっては水道水を軟水化する機械があるようですが、どうやら飲用や調理用として現地のヨーロッパ人が硬水にデメリットを感じることはほとんど無いようです。

硬水に含まれるミネラルはむしろ体に良いとされ、料理のほとんどは硬水での調理に適したものです。

中国のウォーターサーバー事情

中国の水道のインフラに関する情報は不確定な部分が多いです。高度な浄水処理を行っているために有害物質をほとんど取り除けるために飲用しても問題無いとする情報もある一方で、産業排水による汚染が深刻で上水道にもその影響が及んでいるという情報もあります。都市部ではウォーターサーバーは一般的になりつつあり、水を購入するのも一般的となっています。

中国でのウォーターサーバーの普及率は?

地方部と都市部の生活水準に非常に差があるのが中国の特徴なので普及率の平均値を割り出すことは出来ませんが、数年前までは上海などの都市部ではほとんどの家庭で使用されていたようです。

列車の中などにも設置されています。最近は高性能な浄水器の方が一般的になってきたために、場所をとるウォーターサーバーはあまり売れなくなってきているようです。

中国のウォーターサーバーの料金は?

日本ではレンタルするのが主流ですが中国ではウォーターサーバーは家電量販品などで購入するのが一般的です。

日本円で4000円程でサーバー本体を購入することが出来る上に街の至るところに水の販売所があります。日本の様に届けてくれるサービスはありませんが約20リットルで300円~400円と値段はかなり安いです。

中国のウォーターサーバーの水質など

水道水同様、ウォーターサーバー用の水についても安全性が疑われる情報があります。水の販売所でも、水道水をそのままボトルに詰めて売っている場所があると報告されています。

もしも現地の水に不安を感じるのならアクアクララやTOKAIなど中国にも事業展開している日本のウォーターサーバーメーカーのものを導入してみるのも良いでしょう。

日本と各国を比較して

水に恵まれない国ほど普及しているのかと予想していましたが実情はすこし違いました。

中国ではウォーターサーバーのブームはやや収束し、新たに高性能の浄水器が主流になりつつあります。

また、硬水は飲用に適さないと考えるのもヨーロッパで昔から硬水と付き合ってきた人々には当てはまりません。

ボトル詰めされた硬水のミネラルウォーターが人気を集めています。家まで水を宅配してくれるというシステム上一番現在の日本と近いのはアメリカです。

買い物に出かけるのが困難な高齢者などには便利なシステムなので、この先日本のウォーターサーバーがもっと安価で使いやすいものになればより多くの家庭に普及すると予想されます。

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