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RO水は危険?気になる4つの疑問と答えを徹底解説

RO水は危険?気になる4つの疑問と答えを徹底解説
RO水は、ウォーターサーバーの水として取り扱われている水のひとつです。
しかし、聞き慣れない名前から、

「一体どんな水なんだろう…」
「安全性は問題ないのかな?」

などと不安に思っている方も、少なからずいるでしょう。

そこでこの記事では、RO水の特徴や選ぶメリットなどを分かりやすく解説します。

こちらを読むことで、RO水への理解が深まり、あなたに最適な水かどうかが分かるはずです。

ぜひチェックしてみて下さいね。

RO水とはどんな水?

RO水は、RO膜(逆浸透膜)を使って、水に含まれる不純物をほとんど取りのぞいた水です。

RO膜は、水の分子以外の物質を通さない非常に細かいフィルターで、ミネラルも除去してしまいます。

そのため、RO水には次の2種類があります。

  • ミネラルを人工的に添加した水
  • ミネラルを含まない純水(ピュアウォーター)

ミネラルの補給を求めている方には、ミネラルを添加したRO水がぴったりです。

RO水は硬度の低い水が多い

「硬度」とは、ミネラルである「カルシウム」と「マグネシウム」の含有量を表した数値です。

数値が高いほど、水に含まれているミネラルの量が豊富だと言えます。

また水は、硬度により次の3種類に分けられるので、おさえておきましょう。

水の種類 硬度
軟水 0~100mg/L未満
中硬水 100~300mg/L
硬水 300mg/L以上

RO水は、ミネラルが取り除かれた水と人工的にミネラルを添加した水があります。

ミネラルが除去された水は、硬度が非常に低くなるため軟水です。

一方で、ミネラルを添加したRO水は、飲みやすさを考えてミネラルをバランスよく加え、軟水に仕上げられています。

RO水のpHってどれくらい?

飲料水は、pHが6~8程度が適切と言われていますが、RO水のpHはどのようになっているのでしょうか。

RO水を取り扱う6社の水のpH値を調査し、以下の表にまとめたのでご覧下さい。

pH
ハワイアウォーター 6.6(弱酸性)
アルピナウォーター 6.7(弱酸性)
クリクラ 7.3(弱アルカリ性)
アクアクララ 7.3(弱アルカリ性)
エフィールウォーター 6.5(弱酸性)
ワンウェイウォーター 調査中

このようにウォーターサーバーで利用できるRO水は、弱酸性または弱アルカリ性だということが分かりました。

ちなみに、人の体内の水分は、pH値が約7.4の弱アルカリ性と言われています。

そのため、同じく弱アルカリ性の水は吸収率が高くなるため、おすすめです。

一方人の肌のpH値は約6の弱酸性のため、弱酸性の水は飲用水としてだけでなく、化粧水や洗顔としても使うことができます。

pHについては、「水の性質はpH値で決まる」にて詳しく説明しているので参考にして下さい。

RO水を選ぶ3つのメリット

ここでは、RO水の持つ魅力を3つ紹介します。

あなたが求めている水かどうかが分かるので、ぜひ確かめてみて下さい。

1. RO水には純水がある

純水はミネラルや不純物をほぼ全て除去した水で、RO膜処理をしたRO水も純水のひとつです。

有害物質が含まれていないため、内臓が未発達である赤ちゃんのミルク作りや飲み水として、問題なく使えます。

また、食べ物の素材に影響を与えないため、料理やコーヒーなどの飲み物作りにも最適です。

2. リーズナブルな価格で手に入れられる

RO水は、基本的に原水の指定がなく、河川の水や水道水が使われることもあります。

そのため、低コストで生産することが可能です。

一方、天然水は厳選された水源で採水されるため、その分コストがかかります。

下表で、ウォーターサーバーの天然水2社と、RO水2社の12Lボトルの価格を比較してみました。

RO水
A社
天然水
B社
RO水
C社
天然水
D社
水12Lの価格 1,200円/本 1,900円/本 1,250円/本 1,960円/本
※表示価格は全て税抜

このように、同じ量であってもRO水の方が安価で手に入るため、コストを抑えたい方の強い味方になります。

3. RO水は放射能の危険がなく安全

2011年3月11日に発生した、東日本大震災により水道水から放射性物質が検出されました。

そのこともあり、近年では国民の水の安全性に対する関心度は高まっており、安全な水を求める人が増えています。

RO膜処理では、塩素や細かいゴミ、ウイルスだけでなく、セシウムなどの放射性物質も除去します。

水質管理を徹底したRO水であれば、汚染の心配をすることなく、安心して水を利用することができるのです。

RO水が使えるおすすめのウォーターサーバーランキング5選

ここでは、次の3つの観点から厳選した、RO水に対応したウォーターサーバーを5台紹介します。

  1. 低価格で使える
  2. おいしい水が飲める
  3. 水・サーバーの安全性が高い

あなたにぴったりの1台が見つかること請け合いなので、ぜひチェックしてみて下さいね。

1. クリクラ

クリクラの全サーバー一覧

レンタル料 水代 初期費用
0~1,000円/月
※利用本数により異なる
▼6L…800円/本
▼12L…1,250円/本
0円
月額コスト 約3,191円~/月
※表示価格は全て税抜

全国の560院以上の産婦人科から選ばれている「クリクラ」のウォーターサーバー。

クリクラの水は、硬度30mg/Lの軟水で、赤ちゃんや子供が飲んでも安全な水です。

また、ミネラルがバランスよく含まれているため、おいしい水が飲めると多くの方から好評を得ています。

サーバーもシンプルで使いやすいため、初めてウォーターサーバーを使う方にも最適です。

2. アクアクララ

アクアクララの全サーバーの外観

レンタル料 水代 初期費用
1,000~2,000円/月
※あんしんサポート料として
▼7L…900円/本
▼12L…1,200円/本
0円
月額コスト 約2,600円~/月
※表示価格は全て税抜

「アクアクララ」は、シンプルなものから高機能な機種まで、幅広いウォーターサーバーを取り扱っています。

人気キャラクターとコラボレーションした機種など、他社にはないデザインのウォーターサーバーも人気です。

さらにアクアクララのRO水は、品質とおいしさが評価され、モンドセレクションの水部門で8年連続「優秀品質最高金賞」を受賞しています、

ライフスタイルなど、こだわりに合わせてウォーターサーバーを選びたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

3. フレール

フレールのウォーターサーバー

レンタル料 水代 初期費用
500~900円/月
※利用本数により異なる
6.2L…540円/本 0円
月額コスト 約3,520円~/月
※表示価格は全て税抜

大阪の安威川水系の地下天然水を原水とした、RO水を提供する「フレール」。

公的機関による検査や自主検査を欠かさずおこなっており、水の安全に対する高い信頼を得ています。

また、水はフレールが独自開発した6.2Lの「エコバッグ」に入っており、非常に軽量です。

水交換が非常に楽なので、少ない負担でウォーターサーバーを使い続けたい方は選択肢に入れてみて下さい。

4. アルピナウォーター

アルピナウォーター全サーバーの外観

レンタル料 水代 初期費用
572~1,572円/月 ▼8L…780円/本
▼12L…1,050円/本
▼18.9L…1,640円/本
0円
月額コスト 約4,032円~/月
※表示価格は全て税抜

「アルピナウォーター」は、リーズナブルな価格で利用できるウォーターサーバーとして注目されています。

白を基調としたサーバー本体は、非常にスリムなので置き場所を選びません。

また、北アルプスの天然水をRO膜処理した水は、硬度が1mg/L未満と非常に低いため、まろやかで飲みやすい水です。

定期的にサーバー本体を新品に交換するサービスがあるため、衛生面にこだわりたい方の強い味方になるでしょう。

5. ハワイアンウォーター

ハワイアンウォーター全サーバーの外観

レンタル料 水代 初期費用
0~1,000円/月 ▼8L…1,370円/本
▼12L…1,800円/本
0円
月額コスト 約4,720円~/月
※表示価格は全て税抜

ハワイを感じる、スタイリッシュなボトルデザインが人気の「ハワイアンウォーター」。

水の硬度が1mg/L未満なので、飲む方を問わず、赤ちゃんからお年寄り、ペットまで家族全員で楽しめます。

また、高濃度水素水を作ることができる「水素水サーバー」もレンタルすることが可能です。

RO水を使った水素水を飲みたい方に、ハワイアンウォーターにおすすめだといえます。

RO水を自宅で作れる浄水器がある

水道水からRO水を作る「RO浄水器」を使うことで、自宅でもRO水を作れます。

しかし、本体価格が数万円する機種が多く、手軽に導入できるものではありません。

また、中には工事が必要な機種もあります。

さらに、定期的なフィルター交換も必要となり、ランニングコストとしてフィルター代が必要です。

ウォータースタンド」はRO水を作れるウォーターサーバー

ウォータースタンドの全サーバーの外観
ウォータースタンドは、水道直結型のウォーターサーバーです。

浄水器のように高性能な逆浸透膜で水道水をろ過し、好きなだけRO水を使うことができます。

もちろんミネラルを残してろ過する機種もあるので、好みに合わせて機種の選択が可能です。

専任スタッフよる定期メンテナンスがあるので、衛生面が気になる方におすすめですよ。

天然水とRO水の違いを比較

ウォーターサーバーで利用できる水として、RO水の他に「天然水」があります。

ウォーターサーバーを選ぶ時、「どっちの水がいいんだろう…」と悩んでいる方は多いはず。

そこで下表に、RO水と天然水の違いの比較をまとめたので確認してみましょう。

RO水 天然水
特徴 人工的に作られた水 厳選された水源から採れた水
500mLあたりの平均価格 約52.6円 約75.9円
ミネラル ▼RO膜により除去
▼人工的に添加
自然由来のミネラルが含有
硬水
中硬水
軟水
純水
安全性
※水源が汚染された場合、販売停止になる可能性あり
赤ちゃん
料理
ボトル リターナブル方式が多い ワンウェイ方式が多い
浄水処理 RO膜で不純物をほぼ除去 ▼ろ過
▼沈殿
▼加熱処理

水の安全性は、2種類とも補償されています。

しかし、より水の安全性にこだわっている方や、コストを重視している方は、RO水が最適です。

なおRO水と天然水の違いなどについて、更に詳しい解説を以下の記事で紹介しています。

RO水は熱帯魚水槽に使われることがある

魚の飼育には、水道水から塩素を抜いた水が使用されることが一般的です。

しかし、水槽用のRO浄水器が登場しているだけあって、魚の飼育にRO水が用いられることも多くあります。

以下にRO水を魚を飼育する水に使う際の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット デメリット
  • コケの繁殖を抑える
  • 水質が安定している
  • 魚にとって有害な物質が含まれていない
  • 水道水より費用が掛かる
  • 純水の場合ミネラルがない
  • 浄水時に捨て水が発生する

ちなみに「クリクラ」の町田工場では、クリクラのRO水を利用してグッピーを飼育しています。

クリクラの水には、ミネラルがバランスよく含まれているため、魚も住むことができるのです。

RO水をそのまま熱帯魚水槽に使うのは不向き

RO水は、ミネラルを含む不純物をほとんど取りのぞいています。

水中のミネラルは、人間だけでなく魚にも必要な栄養素です。

ミネラルが不足してしまうと、魚の体に大きな負担をかけ、衰弱したり死んでしまうこともあります。

RO水を熱帯魚に使う場合は、ミネラルを添加したり、塩素を抜いた水道水と混ぜて使用することがおすすめです。

RO水は人工海水の作成に最適!

人工海水を作る際には、市販の人工海水の素が必要です。

人工海水の素には、魚に必要なミネラルが充分に含まれています。

そのため、ミネラルが取り除かれたRO水を使っても、人工海水の素で補えるのです。

水質に敏感な魚やサンゴなどを飼育している方の中には、RO水を使って人工海水を作る方も多くいます。

RO水へのよくある4つの疑問とその答えを解説

RO水について、様々な疑問点を抱いている方も多いはず。

そこでここでは、RO水のありがちな4つの疑問について徹底解説します。

あなたの不明点を解決できるはずなので、読み進めてみて下さい。

Q1. RO水を赤ちゃんや子供に飲ませても大丈夫?

赤ちゃんや小さな子供は内臓が未発達のため、ミネラルが多く含まれる水を与えると、内臓を刺激してお腹を壊してしまいます。

RO水は、純水または硬度の低い軟水が多いです。

そのため、ミルク作りや離乳食作りにも使えるほか、そのまま飲用水として使っても問題ありません。

Q2. スーパーで汲めるRO水は安全?

大型商業施設「イオン」などには、純水やミネラルを含むRO水を販売する機械があります。

会員であれば無料で汲むことができますが、一般の方でも2Lで20円と非常に低価格で購入が可能です。

このRO水も、RO膜処理を施してあるので不純物が除去されており、安全性に問題はありません。

Q3. コスモウォーターはRO水の取扱いはある?

コスモウォーターは、以前「プラスプレミアム」というRO水を取り扱っていました。

しかし2018年1月で、販売を中止しており、販売再開の予定は今のところありません(2019年5月現在)。

そのため現在では、3種類の天然水のみの取扱いとなっています。

RO水が使えるウォーターサーバーを探している方は、先述した「RO水が使えるおすすめのウォーターサーバーランキング5選」を参考にしてみて下さいね。

Q4. 加湿器にRO水を入れて使える?

加湿器に使う水には、水道水が最適です。

その理由として、水道水に含まれている塩素が、水の腐敗や雑菌などの繁殖を防ぐ役割を果たしていることがあげられます。

RO水は、塩素も取り除いているため、加湿器に使用すると水が傷みやすくなるので、加湿器への使用はやめましょう。

なお、加湿器に使う水の基礎知識などについて、以下の記事で解説しているのでぜひ読んでみて下さい。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、RO水を選ぶメリットやRO水に対応したおすすめのウォーターサーバーなどについて、紹介しました。

この記事の大切なポイントをまとめると、次の3点があげられます。

ここがポイント

  • RO水はリーズナブルな価格で利用できる
  • RO膜はウイルスや放射性物質も除去する
  • RO水は飲む人を選ばないため赤ちゃんも飲める

安定した水質で、いつまでも安全でおいしく飲めるRO水。

水の安全性にこだわりのある方は、この記事を参考にRO水を選んでみてはいかがでしょうか。

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