ウォーターサーバーを選ぶなら必ず天然水を!

ウォーターサーバー選びはどれでも同じでは決してありません。確かにどの水を飲んでも安全であるという点ではある程度似ています。安全な飲み水でないなら買うほどの価値はないからです。ですからウォーターサーバーを選ぶには、安全かどうか以外の面が重要になるでしょう。突き詰めると天然水を選ぶのが最も賢い選択と言えます。そういえる理由を挙げていきましょう。

 

おいしい

天然水を飲んで驚くのはおいしいということです。いままで水道の水を沸かしてしか飲んだことのない人が、天然水を飲んだら「こんなに水がおいしいとは知らなかった」と感じるようです。コーヒーを入れるにしても味が変わりますし、野菜スープにしても天然水で作るとコクが違います。しかしウォーターサーバー選びで天然水を選ぶ必要があるのは味がいいからだけではありません。次の理由のほうがもっと重要です。

 

本来の水を飲む理由を満たす

本来水を飲むというのは、水分を補給するだけの作用ではありません。昔の人は川から水を汲み、または雨水を溜めて飲み水としました。こうした自然水にはミネラルが含まれていて身体を健康に保つに欠かせないものでした。

 

ミネラルとはカルシウムやマグネシウム、鉄分などを含んでいるものを指します。人間は山肌から染み出るたくさんのミネラルが溶け込んだ水を飲むという作業によって自然と身体に必要な成分を補給していたのです。宅配水には天然水以外にRO水と言われる完全濾過されたH2Oがありますが、このRO水には全くミネラルが含まれていません。

 

水分補給にはなりますが、もはや自然のものではないのです。人間は知らず知らずに体の調子を崩し、それを補うためにさらに自然とはかけ離れたサプリメントで足りないものを補おうとします。しかし必要なミネラルがたくさん溶け込んだ天然水を飲めばいいのではないでしょうか。宅配業者の中には日本各地の名水をボトルにつめて届けるという方式を取っている業者があります。

 

もちろん天然水は日本の山中から日本全国に配達するので配達費用がかさみますし、清潔な状態で届けるシステムを維持するにも費用がかかります。ですがそれだけの価値がある水なのです。

 

天然水が安全な理由とは?

水の安全性を重視して、ウォーターサーバーを導入する方は多いです。特に東北大震災以降、水道水から放射性物質が検出されたりしたこともあり、汚染の無い安全な水の需要は高まっています。

 

天然水を扱っているウォーターサーバーのメーカー各社も水の安全性に関しては最新の注意を払っています。天然水が安全だと言えるのには一体どんな根拠があるのでしょうか。調べてみました。

 

採水地について

天然水は特定の水源から採水されます。その後にろ過や殺菌処理を施してボトル詰めされて出荷されます。ろ過や殺菌処理においては微生物や不純物を取り除くことは出来ますが放射性物質の除去などを行うことは出来ません。つまり、天然水の安全性は採水地の環境に大きく左右されます。

 

採水地は主に関東以西

ウォーターサーバーで使用出来る天然水の主な採水地は富士山周辺、北アルプス、大分県日田市、熊本県阿蘇山、北海道などです。放射性物質による汚染のリスクが極めて低い場所が選ばれています。

 

もともと市販される国産のミネラルウォーターは環境省が選定した「名水百選」等に選ばれたブランド力の高いものが主体でした。しかし東北大震災以降、放射性物質の汚染を心配する声が高まってきました。そのため、大気中にも放射性物質の検出が見られない地域で採水された天然水に需要が集中したのです。

 

地下の深い場所から採水

天然水というと川の上流や滝から汲んだ水を汲んでボトル詰めしている、というイメージを持っている方もいるかも知れません。その通りだとすると、確かに空気中に飛散している放射性セシウムを始めとする汚染物質の影響を心配するのは無理もないことです。

 

しかし、実際は天然水の原材料は地下水です。地表付近にとどまる放射性物質による汚染のリスクは限りなくゼロに近いです。さらに各メーカーによる定期的な検査により安全性が確定しているものが出荷されています。

 

東北の水は危険?

地表面に留まる放射性物質によって地下水が汚染されるリスクはほとんどないので、東北の水が危険だと言い切ることは出来ません。

 

しかしやはり汚染源から遠い場所で採水された天然水の方が需要は多いようです。また、東北の中でも、原発から離れた北東北の白神山地や龍泉洞のペットボトル水は震災以降も変わらずに人気を得ています。

 

天然水の検査について

水源の地下水の安全性が天然水で最も重要なポイントです。メーカー各社は定期的な水質検査を行うことにより水の安全性を徹底しています。

 

サントリー天然水の場合

サントリーはホームページ上で以下の検査を行っていることを明記しています。放射性物質検査以外の検査は毎日行われています。

 

 

放射性物質検査以外の検査

詳細

官能検査

味と匂いに異常が無いか、濁りなどが無いかを調べる検査です。実際に官能検査員自身の目と鼻と舌で確かめます。

化学検査

pHや硬度、水中に含まれるミネラルの含有量などを化学検査によってチェックします。

微生物検査

水中の有害な微生物がいないかどうかをチェックします。

外観検査

ボトルの傷や濁り、沈殿の有無を機械と目視で確かめます。

放射性物質検査

月一回、専門器具を使い放射性物質分析を実施しています。

 

フレシャスの場合

フレシャスの天然水は食品衛生法に基づく検査を定期的に実施しています。放射性物質検査に関しては専門機関である「静環検査センター」に依頼して月一回の頻度で行っています。ホームページ上では試験検査成績書が公開されています。

 

ウォーターワンの場合

フレシャスと同じく「静環検査センター」に依頼して放射性物質の検査を2週間〜ひと月半に一度程度の頻度で行っています。また、成分表示や有害物質検査も定期的に行い、結果をホームページ上で情報公開しています。

 

コスモウォーターの場合

「シーアールシー食品環境衛生研究所」に依頼して放射性物質の検査を2か月に一度の頻度で行い、結果をホームページ上で公開しています。

 

静環検査センターについて

食品、化粧品から大気、土壌、水質の汚染度のチェックや危害分析を行うことが出来る機関です。放射能検査も行っていて、飲料水やお茶、畜農水産物などの食品関連の他、海水、土壌や廃棄物などに含まれる放射性物質の有無も検査出来ます。全国20か所に営業所があります。

 

シーアールシー食品環境衛生研究所について

食品衛生検査の他、環境関連検査も行っている機関です。福岡にある従業員数50数名の研究所ですが水質検査体制の充実には定評があります。

 

天然水の検査はどのメーカーも厳しく行っている

「放射能による汚染が無い水」という前提条件のもとに急速に普及が始まったウォーターサーバー。天然水を扱う各社も「放射能の心配がない水を扱っている」ということをアピールしています。そのためには定期的な検査を行い、放射性物質が検出されていない旨を公表し続ける必要があります。

 

また、今現在は放射性物質が検出されなくても、永久的に同じ水源から放射性物質が検出される可能性がゼロという確証はありません。そのため、定期的な検査をすることは消費者からの信頼に繋がります。今後も天然水を扱う各メーカーの安全性の確保のための検査は継続されることでしょう。

 

天然水は赤ちゃんには要注意

天然水は身体によいものではありますが、赤ちゃんの身体はあまり耐性が整っておらずすべての天然ミネラルを十分に消化できないようです。赤ちゃんがいる家庭はしばらくたってから天然水を利用したほうがいいかもしれません。

 

>> 赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバー

天然水の種類ってどんなもの?

市販されているミネラルウォーターには様々な種類があります。水道水のような塩素臭や金属臭のしない風味に優れた水が手軽に飲めるのでコンビニやスーパーなどでも多くの種類のミネラルウォーターが売られています。

 

農林水産省が定める「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によるとボトル詰めされた飲用水は「ナチュラルウォーター」 「ナチュラルミネラルウォーター」 「ミネラルウォーター」「飲用水・ボトルドウォーター」に区分されます。

 

なかでもウォーターサーバーに使われる、天然水と呼べるのは原水の成分にミネラル添加などを行っていない「ナチュラルウォーター」 「ナチュラルミネラルウォーター」の2種類です。

 

ナチュラルウォーターの定義

特定の水源から汲み出した地下水を原水としていて、沈殿やろ過、加熱殺菌以外の物理的・科学的な処理を行っていないものをナチュラルウォーターと言います。例えばミネラル添加を行ったり、塩素等の薬品を使った消毒を行った場合、商品にナチュラルウォーターと表示することは出来ません。

 

ナチュラルウォーターの採水地

ナチュラルウォーターとして売られている商品の数は少ないのですが、屋久島や南魚沼を水源とするものが売られています。ナチュラルウォーターはナチュラルミネラルウォーターと比べて硬度が低いものを指すので採水地は更に限定されていると言えます。

 

ナチュラルウォーターの採水後の処理

「屋久島縄文水」は85℃で30分の加熱殺菌、「南魚沼のおいしい湧き水」は加熱殺菌を行わすろ過殺菌を行っています。

 

ナチュラルウォーターの硬度

「屋久島縄文水」の硬度は硬度10、「南魚沼の美味しい湧き水」は硬度7、といずれも超軟水です。

 

ナチュラルミネラルウォーターの定義

ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターの中でミネラルを含んでいるものを指します。飲用として適したミネラルの含有量で、美容や健康への効果も期待されます。複数の採水地のものを混合すると「ナチュラルミネラルウォーター」ではなく「ミネラルウォーター」となってしまします。

 

そのため、産地を商品名に明記しているミネラルウォーターのほとんどはナチュラルミネラルウォーターです。またフレシャスやコスモウォーター、プレミアムウォーターなど多くの天然水ウォーターサーバーメーカーはナチュラルミネラルウォーターを取り扱っています。

 

ナチュラルミネラルウォーターの採水地

富士山付近、京都の福知山、熊本の阿蘇山、大分の日田市などが多いです。バナジウムやシリカなど、体にとって有益なミネラルを含む地下水が湧出する環境が重視されます。

 

ナチュラルミネラルウォーターの採水後の処理

沈殿やろ過、殺菌をしてからボトル詰めされます。殺菌の方法は加熱によるものがかつては主流でしたが殺菌の機能を兼ねたろ過システムを採用している場合もあり、「非加熱」と表示できます。また、オゾンや紫外線による殺菌処理を行った場合はナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーターには該当しません。

 

ナチュラルミネラルウォーターの硬度

平均すると硬度30〜40程です。硬度60以下を軟水と定義するので、軟水の平均的な数値です。

 

ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターではどちらが主流?

飲用としてはナチュラルミネラルウォーターの方が現在は主流です。適度なミネラルを含んでいる水の方が飲用としては美味しく感じるし、美容や健康の効果も期待出来るイメージがあるからです。

 

実はナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターの表示区分は曖昧で、ナチュラルウォーターも微量ながらミネラルを含んでいるのでナチュラルミネラルウォーターと表示することも出来ます。

 

しかし、調理用や赤ちゃんのミルク用としてはミネラル分の少ない水の方が適していることが広く知られてきたため、敢えてミネラルが少ないことをセールスポイントにするために「ナチュラルウォーター」と表示している場合があります。今後は水の使用目的が細分化してくるにつれて、硬度の低いナチュラルウォーターの需要も増えてくることが予想されます。

 

ミネラルウォーターのミネラル分について

ミネラルウォーターはミネラルの含有量に規定はありません。ただし純水以外の水にはミネラルは自然の状態で含まれています。日本の天然水はミネラル含有量が少ない軟水なので、体に必要なミネラルを水から摂取することは出来ません。あくまでミネラルは食事から摂取した方が良いでしょう。

 

殺菌方法について

ミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインにおいてナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターは「沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・科学的な処理は行わないもの」と表記されています。 これは決して「沈殿、ろ過、加熱殺菌の全てを行わなければいけない」という意味ではありません。

 

この「加熱殺菌以外」に該当するのはオゾン処理や紫外線処理、電気分解処理などです。そのため、「非加熱」と表示されている天然水は加熱殺菌を行わず、ろ過の段階で殺菌が出来るような行程を経て出荷されています。

 

天然水を選ぶなら産地がしっかり表記されているものを

ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターは採水地が単一であることが前提です。複数の採水地のものを混ぜるとそれは「ミネラルウォーター」であり、ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターとは言えなくなるからです。

 

コンビニなどのボトル入り水の中では「〇〇の名水」「〇〇の天然水」など地名が明記されているものは天然水であると言えます。ウォーターサーバーの天然水はさらに、採水地を選んで注文することが出来るので複数の天然水の個性を楽しむことが出来ます。

天然水のメリット・デメリットを詳しく分けて検証

ウォーターサーバーの水は天然水とRO水の2種類に大きく分かれます。両者は採水地、殺菌やろ過の方法、ボトルの材質など様々な点で異なります。ここでは天然水のメリットとデメリットを分けて検証してみることにしました。

 

天然水のメリット

まず天然水のメリットを調べてみました。ちなみにここでは天然水そのものだけでなく、天然水に対応したウォーターサーバーのメリットにも触れています。

 

天然水のメリット

詳細

ミネラルバランスに優れている

RO水は逆浸透膜を使った高精度のろ過処理を行います。このために放射性物質なども除去することが出来ます。しかし水本来が持つミネラルも除去してしまいます。

 

ミネラル成分の全くない水は飲んで美味しいと感じないものになるので、後からミネラル添加を行う場合がほとんどです。

 

しかし自然なミネラルバランスの天然水に比べると味の点では劣ります。シリカやバナジウムなど、健康効果が高いミネラルを含むのも天然水の付加価値の一つです。

水道水のようなカルキ臭さが無い

日本の水道水は世界的に見ても高い安全性を誇っています。しかし、その反面、消毒・殺菌のために使用される塩素の臭いが水の風味を邪魔していることも多いのです。

 

天然水はもともと安全性の高い原水を薬品に頼らない殺菌やろ過を施してからボトル詰めして出荷しています。そのため薬品の臭いで水の風味を損なうことはありません。

水の味や風味に個性がある

天然水は採水地によって含まれるミネラル等が微妙に異なり、それが水の味や風味の面で個性としてあらわれます。硬度の高いイタリアやフランスのミネラルウォーターに比べると日本の天然水の個性は決して際立ったものではありません。

 

しかし、日常的に水を良く飲む方にとっては水の味はこだわるべきポイントです。どのメーカーの天然水も際立ったクセはありませんが、まろやかさ、清涼感、甘味などが微妙に異なります。複数の種類の天然水を選ぶことの出来るメーカーもあるので、色々試してみるのも天然水ならではの楽しみ方の一つですね。

放射性物質などの汚染の心配が無い 天然水の水質の安全性は定期的な検査によって守られています。多くの天然水ウォーターサーバーのメーカーは、富士山付近を始め、放射性物質による汚染のリスクの無い採水地を選んでいます。しかも原水を地下深くからくみ上げているため、地表の汚染の影響を受けません。
水の購入費以外の費用が安いサーバーが多い

天然水のウォーターサーバーはレンタル代が無料の場合が多いです。電気代を抑える省エネ機能などが充実しているのも天然水のウォーターサーバーの特徴です。

 

これは天然水自体がRO水と比較して高価なため、トータルの月額費用を抑えるための各メーカーの企業努力と言えます。

家庭で使いやすいウォーターサーバーが多い

フレシャスdewoの小容量パック天然水や、コスモウォーターやフレシャススラットの足元ボトル交換などは、家庭での使用を前提としたものです。

 

また、コンパクトで威圧感が少なく、生活環境に馴染みやすいデザインのものも沢山あります。天然水のウォーターサーバーは機能面、デザイン面での充実をセールスポイントにしています。

ボトルの回収を待つ必要が無い

RO水の場合はリターナブル方式で空のボトルをメーカーが回収してリサイクルします。しかし、回収しにくる日程が決定していてその間は空のボトルを保管しておく必要があります。

 

一方で天然水の場合はワンウェイ方式で空のボトルを保管する必要はありません。

全国配送が可能 ワンウェイ方式のボトルなので天然水の場合は全国に配送することが可能です。リターナブル方式の場合は特定のエリアにしか配送出来ない場合があります。

 

天然水のデメリット

メリットの場合と同じく、天然水そのもののデメリットに加え、天然水に対応したウォーターサーバーのデメリットについても触れています。

 

デメリット

詳細

値段が比較的高い

天然水は採水地が限定される上に定期的な安全性の検査を行わなければなりません。しかもボトルの生産にもコストがかかります。

 

結果的に天然水の値段はRO水と比較すると高くなります。RO水と比較すると倍近く違うこともあるため、水の消費量が多い家庭の場合は経済的に負担が大きくなる可能性があります。

安全性にバラつきがある

天然水は、本来のミネラルバランスを壊さないように最低限のろ過や殺菌に留めています。そしてその方法はメーカーによって異なります。ろ過に使用されるフィルターの細かさや加熱殺菌の有無などで、不純物の除去や殺菌の精度にも差が生じます。

 

どのメーカーのものも国の安全基準には達していますが、天然水は採水地に厳密な基準がある反面、ろ過・殺菌の基準はあいまいな場合が多いので安全性を疑問視する意見もあります。

サーバー自体が大容量に対応していない場合が多い

水自体の単価が高いためか、基本的に天然水ウォーターサーバーで大容量のものは少ないです。例えばレストランやバーなどで水へのこだわりをアピールしたい場合は大容量の天然水サーバーの方が良さそうですが、需要としては決して多くないのが現状です。

 

RO水は大きいものなら18リットル以上のものがありますが、天然水は最大で12リットルです。最近は更に少人数家族や一人暮らしにも使いやすいように10リットル以下のものが主流となっています。使用量が増えるとボトル交換の頻度が多くなります。

空のボトルを廃棄する必要がある

ワンウェイ方式のボトルは内容量の減少に伴い潰れていき、コンパクトになります。そのため捨てるのにもスペースを取らず楽ですが、量が多くなるとやはりかさばります。

 

オフィス等、使用量が多くなる場合はゴミの量が増えてしまうので適さないようです。

 

高い月額費用に見合う付加価値も

天然水は味の面ではRO水より優れています。しかし値段が高いことを始め、使用量が増えるほどデメリットが生じる可能性があります。そのため、使用量が少ない家庭向けの天然水ウォーターサーバーが多いです。足元でボトルが交換できるものやコンパクトなもの、電気代が安いもの、が次々と開発されています。

 

天然水と機能性・デザイン性の高いウォーターサーバーをセットにすることで価格の安いRO水との差別化がされています。水の値段以外にもノルマの有無、部屋に適したサイズかどうか、ボトル交換が楽かどうか、などウォーターサーバーを選択する際に注意する点は多いです。天然水ウォーターサーバーは水の値段が高い分月額費用も高めになりますが、その分満足度の高いものが多いと考えることも出来ます。

 

ウォーターサーバーの水と水道水を比べてみた

ウォーターサーバーが普及した背景の一つには、水道水の味や安全性を疑問視する考えが日本人に根付いたことが挙げられます。歴史的に水に恵まれた国であった日本の水道水は、世界的にも高い安全基準を誇っていました。飲用の際には塩素の臭いなどが気になることはあっても有害と考えられることはほとんどありませんでした。

 

しかし東北大震災以降、放射性セシウムが水道水から検出されたことで水道水が安全だと必ずしも言い切れないことが認知されたのです。安全性や味、値段など様々な面からウォーターサーバーの水と水道水を比較しました。

 

採水地について

 

採水地の比較

詳細

天然水

特定の水源から採水された地下水を原水として天然水は作られます。汚染のリスクが無く、飲用に適したミネラルバランスの地下水を得ることが出来る採水地は日本でも限られています。

 

富士山の地層には健康・美容効果の高いバナジウムを多く含まれているため、富士山付近が採水地として選ばれることが多いです。東北大震災以降は、放射性物質による汚染リスクが懸念されるため、東北が天然水の採水地として選ばれることは無くなりました。

RO水 天然水と異なり、逆浸透膜法で有害物質を完全に除去出来るのがRO水の特徴です。そのため、特定の水源でなくても一定の品質と安全性を保つことが出来ます。水道水と同程度の採水基準であると言われています。
水道水

水道水の場合は表流水、地下水、伏流水などを原水とします。表流水は河川を流れる水のことです。地下水や伏流水に比べると最も水量が多く、水道水のほとんどは表流水を原水としていると言っても良いでしょう。

 

地下水や伏流水と比べると大気中の汚染物質の影響を受けやすいため、放射性物質が検出されたこともありました。

 

採水後の処理について

 

採水後の処理の比較

詳細

天然水 沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理は行いません。そのため、天然由来のミネラル成分を壊すことなくボトル詰めされ、出荷されます。
RO水 ろ過の最終段階で逆浸透膜を用います。これにより放射性物質を始めとする有害物質をほぼ完全に除去することが可能です。同時に除去されたミネラル分を補うために後からミネラルを添加します。
水道水 急速ろ過・緩速ろ過・膜ろ過。消毒の4つの過程を経て私達のもとへ給水されます。消毒には塩素が使われます。水道法により給水口まで残留する濃度の塩素を使用することが義務付けられています。

 

味について

 

味の比較

詳細

天然水 日本有数の採水地の地下水を汲み上げてボトル詰めされた天然水はミネラルバランスに優れた美味しい水です。ほのかな甘みを感じる口当たりの柔らかいものが多いです。消毒による塩素臭・カルキ臭はありません。
RO水 消毒による塩素臭・カルキ臭はありませんが、ミネラル分をいったん除去してしますため、画一的で平坦な味のものが多いです。後から添加されるミネラルも天然のものに比べると味わいの面でのバランスは良くないです。
水道水 地域差はありますが、一般に消毒による塩素臭があります。また、一部の地方では中硬水程度の硬度を持つ場合があり、この場合はミネラル由来の苦みに似たクセを感じることもあります。

 

価格について

 

価格の比較

詳細

天然水 1リットルで150〜160円程度が相場です。ウォーターサーバーの契約年数に応じて天然水を安く購入出来るプランも最近では多いです。
RO水 1リットルで100円以下のものが主流です。天然水と比較すると値段の安いものが多く中には1リットル50円以下のものもあります。
水道水 水道料の計算は非常に複雑ですが飲み水だけに使うと仮定すると基本料金以外のお金はかかりません。ただし、水道料の中にはお風呂やシャワー、洗濯に使う水も含まれています。使用量が多くなると基本料金に加えて従量料金が加算されます。

 

不純物が多いのは?

ウォーターサーバーの水と水道水を比較すると水道水の方が圧倒的に不純物を多く含んでいる場合が多いです。消毒に使われる塩素や有害物質とされるトリハロメタンの他に、水道管や貯水タンクの金属が溶け出している場合もあります。

 

ウォーターサーバーの水はろ過や殺菌が行われるとすぐにボトル詰めされて出荷されるので不純物は入りません。ただし、開封して日数が経過すると雑菌が発生する恐れがあります。

 

料理に適しているのは?

ウォーターサーバーの水も一部の地方を除く水道水も軟水なので料理への利便性は高いです。しかいし、かつお節やしいたけといったダシ素材の繊細な風味には水道水の塩素やカルキの臭いが邪魔になる場合があります。その場合は煮沸などで塩素やカルキの臭いを取り除く工夫が必要になります。

 

水道水に浄水器をつけた場合

高性能な浄水器では塩素やトリハロメタンの除去が可能です。天然水程の美味しさには及びませんが不快な臭いと発がん性の心配はなくなります。

 

メンテナンス次第ではウォーターサーバーは不衛生

長い間メンテナンスを行っていない場合、ウォーターサーバーの内部が不衛生な状態になっている場合があります。ウォーターサーバーの水は塩素による消毒が行われていない分、水を取り巻く環境への配慮が必要になります。

 

水道水の安全基準の本当の意味は?

厚生労働省で定められている水道水の安全基準は非常に細分化されていて一見安全性を約束しているようにも見えます。しかし、有害物質の項目は「〜%以下」とされている場合があります。

 

つまり、有害物質が微量に含まれている場合でも水道水としては認められるということです。ウォーターサーバーの水は有害物質が全く含まれない前提で出荷されます。そのためにメーカー各社は定期的な採水地の検査や高度なろ過方法を行っているので水道水より安全性は高いと言えます。

 

 

ウォーターサーバーの天然水、人気の3社を比較!

天然水ウォーターサーバーで特に人気の高いのはコスモウォーター、フレシャス、プレミアムウォーターの3社です。水の値段はRO水より高いのですが、水の味にこだわる方には天然水がお勧めです。

 

コスモウォーター

重いボトルを持ちあげて交換するというウォーターサーバーの常識を覆したのがコスモウォーターです。下部にボトルを設置出来るウォーターサーバーはボトル交換の負担を大幅に軽減出来るため人気を得ました。

 

利便性を追求したサーバー自体もさることながら、天然水自体の美味しさにも定評があります。コスモウォーターの天然水にはどんな特徴があるのでしょうか。

 

3つの天然水から選べる

コスモウォーターは水質、採水環境などの安全検査を徹底的に行った上で採水地を厳選しています。現在は「富士の響き」「古都の天然水」「日田の誉」の3つの天然水があります。

 

富士の響き
「富士の響き」は富士山が生み出す高品質なバナジウム含有天然水です。

 

水どころの富士山麓で採水

富士山麓の静岡県御殿場市が採水地です。富士山麓の水は歴史的に非常に良質です。綺麗な水でしか育たないわさびの生産量が日本一であることがそれを証明しています。富士山の湧き水は、飲み水の他、水田やわさび田などに現在に至るまで使われています。

 

和食の味を引き立てる

硬度53の軟水でご飯がふっくら炊けます。また、ダシ素材やお茶の味の抽出にも優れているので煮物や汁物、お茶の味にこだわる方にもおすすめです。

 

体に優しい弱アルカリ性

「富士の響き」はpH7.7の弱アルカリ性です。これは人間の体液と非常に近いため、食べ物の栄養の吸収や、毒素の排出をスムーズに行ってくれます。

 

バナジウムの効果

バナジウムはコレステロールを低下させたり、糖尿病を予防したりする効果があると言われています。日常の食事で摂取することが難しいのでバナジウムを含んだ天然水は人気があります。

 

古都の天然水
日本料理の中心地としても知られる京都では良質な水を大事にする文化があります。「古都の天然水」は硬度30の軟水で、飲み水としても料理用としても適している優しい味わいです。

 

赤ちゃんにも優しい軟水

生まれたばかりの赤ちゃんのマグネシウム代謝能力は低いので硬度の高い水はお薦め出来ません。その点、「古都の天然水」は硬度30なので赤ちゃんの体にも優しい水と言えます。また、妊娠中のお母さんへも最適です。

 

酸性でもアルカリ性でもない中性の天然水

「古都の天然水」はpH6.9 とほぼ完全な中性です。人間の体液はpH7.4と言われるため、体液に近く、吸収効率の良い水と言えます。

 

京都の福知山で採水

採水地となっているのは京都の福知山。加古川、由良川、武庫川などの清流が流れていて稲作に利用されています。また、米と水は酒造りに欠かせないもので、酒蔵もこの地域には多く存在します。

 

日田の誉
希少なミネラルを含む日田の誉は味のまろやかさでも定評があります。コーヒーや紅茶の他、酒のお湯割りや水割りでもその美味しさは堪能出来ます。

 

有機ゲルマニウム

サルノコシカケや朝鮮人参、ニンニクなどに含まれる有機ゲルマニウムが「日田の誉」にも含まれています。毒素の排出を促すサプリメントとしても用いられています。

 

シリカ

髪の毛や皮膚、軟骨を形成するミネラルです。日常の食事での摂取は難しいです。

 

大分県の日田市で採水

大分県の日田市はもともと「水郷」と呼ばれていたほどに豊富で良質な水の産地です。何万年もかけてゆっくりろ過された天然水は、焼酎造りにも欠かせないものです。

 

コスモウォーターの天然水の値段

「古都の天然水」、「富士の響き」、「日田の誉」ともに1900円(税抜)/12Lです。

 

料理や赤ちゃんのミルク用などにも使いやすい軟水

もっとも人気があるのは硬度の低い「古都の天然水」です。その他の2種類も硬度の低い軟水です。赤ちゃんのミルク用や繊細な料理用など多目的に使用出来ます。

 

フレシャス

高いデザイン性でグッドデザイン賞の受賞歴もあるフレシャスは天然水の味も良いと評判を集めています。

 

フレシャス富士
富士山の標高1000mから採水したバナジウム入りの天然水です。発がん性物質の硝酸性窒素や亜硝酸性窒素は、水道水やミネラルウォーターを始めとする水には極微量に含まれるものですが、フレシャス富士は圧倒的に含有量が少ないです。

 

フレシャス朝霧高原
富士山の西麓に位置する朝霧高原で採水された天然水は180μg/Lの高いバナジウム含有量を誇ります。バナジウムが含まれるのは富士山麓で採水された天然水の特徴ですが、その中でも特にバナジウムの含有量が多いのはフレシャス朝霧高原です。

 

フレシャス木曽
長野県の木曽も採水出来る量は限られていますが、名水で知られた地です。緑豊かな自然環境で育まれた湧水を採水しています。天然水の多くは地下水を原水としているので、湧き水を原水とするフレシャス木曽は希少な天然水であると言えます。

 

天然水に関する情報を必要最低限にしぼったフレシャス

ホームページを参照してみると、放射性物質や水質の安全性などの検査を高い頻度で行う反面、天然水の商品としての魅力を伝える情報のほとんどはバナジウムの含有量に特化したものでした。微妙な水の味を明確に差別化するのは難しいので、安全性や健康や美容への効果などの付加価値を重視しているものと思われます。

 

プレミアムウォーター

足元ボトル交換のコスモウォーター、高いデザイン性のフレシャスなどと比べるとウォーターサーバー自体に際立った工夫はされていない印象を受けるプレミアムウォーターですがその分他社には無い天然水のこだわりがあります。

 

非加熱処理

水の美味しさに定評があるプレミアムウォーターは非加熱処理にこだわっています。加熱殺菌をしてしまうと水中の酸素が減少してしまいます。実は水中の溶存酸素は味の面でも重要で、適度な酸素が含まれている水の方が口当たりが良く、まろやかに感じます。

 

沸騰したお湯を冷ました「湯冷まし」があまり美味しくないのは、溶存酸素が沸騰により減少してしまうからです。従来の加熱殺菌よりもコストがかかる方法ですが天然水本来の美味しさを保つことが出来ます。

 

採水地

プレミアムウォーターは3つの採水地から好みに合ったものを選ぶことが出来ます。

 

富士吉田
山梨県の富士吉田市は富士山山麓にあります。富士山の玄武岩地層には糖尿病予防に効果があると言われているバナジウム、美容効果の高い亜鉛が多く含まれています。

 

原水となる地下水にはバナジウムや亜鉛だけでなく、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムが理想的なミネラルバランスで含まれています。これらのバランスが適正に近い水ほど美味しい水とされます。

 

南阿蘇
熊本県南阿蘇村は阿蘇カルデラ南部に位置します。毎分60トンもの水が地底から湧出している日本有数の豊富な水量を誇る採水地です。

 

阿蘇山の火砕流堆積物の間を流れる地下水はブナの葉土などの天然のフィルターを長い時間かけて浸透していったものです。森林や葉土を通過するため、溶存酸素は多く、皮膚や髪の毛の構成ミネラルであるシリカも含みます。

 

金城
島根県の金城の天然水は地下約700メートルの深さから採水されています。そのため、炭酸水素イオンやシリカ、サルフェートなどの希少なミネラルを含む天然水になります。硬度も83mg/Lと日本の天然水としては高めです。

 

品質と安全性

プレミアムウォーターの天然水は長い年月をかけてろ過された地下水を原水としています。そのため、地表面の汚染の変化に影響されません。そのため地表200メートル以上の深さから採水されるプレミアムウォーターの天然水は放射性物質による汚染の心配はありません。

 

また、非加熱処理を行うには厳しい審査をクリアする必要があります。プレミアムウォーターは4段階のフィルター除菌と無菌室でのボトリングを行っています。非加熱処理により美味しい水に不可欠な溶存酸素を多く含む天然水が作ることが出来るのです。水質検査を1時間ごとに行い安全性と美味しさを保っています。

 

料金

基本プランでは1900円(税抜)/12Lです。同じ料金で富士吉田、南阿蘇、金城の3つの採水地の天然水を選ぶことができます。PREMIUM3年パックでは1620円(税抜)/12L、1480円(税抜)/7Lの2通りが選択可能で、いずれも基本プランよりも安い値段で購入出来ます。

 

豊富な溶存酸素が特徴

他社の天然水は安全性やミネラルバランスに着目したものが多いです。それらを前提にしながら、非加熱処理にこだわった豊富な溶存酸素がプレミアムウォーターの天然水の特徴です。

 

味と値段以外で差別化される天然水

ミネラル分の少ない日本の天然水は海外の天然水ほど味に劇的は違いはありません。さらに採水や処理にコストがかかるためRO水の様に値段を抑えることは出来ません。そのためにバナジウムやシリカなどの希少なミネラルや溶存酸素などが選ぶポイントになります。

 

バナジウムに関してはフレシャス、溶存酸素に関してはプレミアムウォーターが他社より優れていると言えます。富士山麓で採水されるバナジウム入りの天然水は人気なので、天然水ウォーターサーバーの多くのメーカーは富士山麓を採水地にしています。

 

 

 

天然水のウォーターサーバー一覧
タイプ
/水の種類
500mlあたり
/サーバー代
配送エリア
/送料
詳細

コスモウォーター

約49円〜
/無料
全国(沖縄、離島を除く)
/無料
コスモウォーター

プレミアムウォーター

約73円
/無料
全国
/無料
プレミアムウォーター

フレシャス

約73円〜
/無料
全国
/無料
フレシャス

サントリーウォーターサーバー

約74円
/無料
全国 (沖縄・一部地域を除く)
/無料

うるのん

約75円
/一部無料
全国
/無料
うるのん

アクアセレクト

約60円
/無料
全国
/無料
アクアセレクト

ブルーウォーター

約79円〜
/無料
全国
/無料
ブルーウォーター

ハワイウォーター

約55円
/無料
全国
/無料
ハワイウォーター